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せいりょうじ|浄土宗

清凉寺の御由緒・歴史
京都府 トロッコ嵐山駅

ご本尊釈迦如来(国宝)
ご由緒

嵯峨釈迦堂として知られている清凉寺(せいりょうじ)は、日本三如来の一つ木造釈迦如来立像(国宝)を本尊とする。清凉寺開基の奝然(ちょうねん)が中国から模刻し持ち帰った木造釈迦如来立像の体内には、絹で作られた五臓六腑が施入されていた。境内には、源氏物語の主人公光源氏のモデルともいわれる源融(みなもとのとおる)公の墓所、豊臣秀頼の首塚、一切経堂、弁天堂、八宗論池などがある。
かつて八宗論池の周りでは、空海が南都八宗の僧と宗論し論破したと言われている。八宗論池近く一切経堂内には輪蔵があり、輪蔵を回せば、お釈迦様がお説になった法典をすべて読んだのと同じ功徳が得られる。3月15日、涅槃会・お松明式が催されます。ちなみに、お松明式は京都三大火祭の1つに数えられる。4月の第1日曜日・第2土曜日・第2日曜日の3日間、狂言堂で嵯峨大念仏狂言(京都三大念仏狂言)が行われます。

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