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(天安寺)法金剛院ではいただけません
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(てんあんじ)ほうこんごういん

(天安寺)法金剛院のお参りの記録(1回目)
京都府花園駅

投稿日:2021年11月17日(水)
参拝:2021年11月吉日
今回は京都市内の寺院巡りです。この日11月15日を選んだのは、真如堂の年1度の開帳日であり、毎月15日のみが法金剛院の開門日だからです。また秋の特別拝観が各寺院で行われていますから。
先ず1寺目は右京区のJR花園駅のごく近くに在る五位山 法金剛院です。
律宗で、本尊は国宝の阿弥陀如来。昨年2020年に国宝に指定されました。
また、関西花の寺25霊場の1つで、蓮の花が有名との事です。コロナ感染予防のため拝観中止や毎月15日のみ開門日のため中々都合がつかず行けませんでした。なんと着いてみたら11/15~12/5まで開門となっていました。(仕事休んで来たのに。まあ拝観出来たから良しとしないとね。)

伝えによれば、830年頃に右大臣の清原夏野が山荘を構えたが、夏野の死後に寺院に改めたのが始まりとされる。
858年に文徳天皇の発願で伽藍が建立、やがて衰退したが、平安時代末期の1130年に鳥羽天皇の中宮の待賢門院により再興し、池の西に西御堂、南に南御堂、東に寝殿がある浄土式庭園が完成。しかし応仁の乱の戦火や震災等により被災し衰退、1617年に照珍和尚が再建したとの事です。

表門は閉められており西側の駐車場から。従来は中門の先で拝観手続きをしていたと思いますが駐車場の脇の入口で拝観手続きをします。右側に鐘楼、先へ進んで直角に曲がると玄関、礼堂。その前には池(庭園)で一番奥に青女の滝があります。
礼堂の前で靴を脱いで上がり、裏側の仏殿へ。仏殿というより耐火建築の収蔵庫です。仏殿の真ん中にドンと国宝・本尊の阿弥陀如来坐像。高さ2.2mの定朝様の仏像です。西御堂(現在は無い)の本尊とされ院覚の作と考えられています。
本尊の右側には僧形文殊菩薩坐像(重文)、地蔵菩薩立像(重文)、阿弥陀如来立像(重文)が、左側には厨子の中に十一面観音坐像(厨子と仏像共に重文)が祀られています。十一面観音の4臂(4手)の坐像は珍しいです。ふっくらとした優しいお顔つき。厨子に描かれた仏画も繊細です。
仏殿を出て渡り廊下を進むと地蔵堂。堂には入れませんでしたが(開扉日が決まっている模様)、硝子戸のため何とか観れます。こちらも真ん中にドンと地蔵菩薩坐像が祀られています。こちらは本尊の阿弥陀如来坐像よりデカいです。丈六ですので約4.8mもあります。目が金色のため金目地蔵と呼ばれています。その両脇には3体ずつの六地蔵、毘沙門天に閻魔王。
多くの仏像にお会いできて良かったです。

駐車場は寺院の左側(西側)にあり(丸太町通りに面している)20台程度停めれます。ただ保育園が隣接しておりますので園児には充分気を付けて下さい。

(天安寺)法金剛院の御朱印
御朱印
(天安寺)法金剛院の建物その他
(天安寺)法金剛院の山門
表門
(天安寺)法金剛院の山門
中門
(天安寺)法金剛院の建物その他
鐘楼
(天安寺)法金剛院の自然
(天安寺)法金剛院の建物その他
玄関
(天安寺)法金剛院(京都府)
嵯峨菊
(天安寺)法金剛院の自然
(天安寺)法金剛院の建物その他
礼堂
(天安寺)法金剛院の建物その他
仏殿入口
(天安寺)法金剛院の仏像
国宝・阿弥陀如来(ネットより転載)
(天安寺)法金剛院の建物その他
地蔵堂入口
(天安寺)法金剛院(京都府)
(天安寺)法金剛院の周辺
青女の滝
(天安寺)法金剛院(京都府)

すてき

御朱印

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