さいこうじ|西山浄土宗総本山光明寺末寺|安岡山
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西迎寺の編集履歴
2024年04月03日 20時51分
ご由緒
当寺は長岡京市粟生にある、西山浄土宗総本山光明寺の末寺である。
創建は天正4年(1576年)の頃とおもわれる。室町時代、この辺りは丹波守護波多野氏の勢力下にあり、その武将長澤氏の領地となっていた。長澤氏一族は南桑田郡一帯に城を構えていたが、天文年間(1530年代)に長澤市正が今の西迎寺の地に館を構え移り住んでいる。
しかし永禄3年(1560年)の戦いで市正が討たれたため、その弟「少納言房松雲」がここに庵をむすび、嵯峨野の二尊院より明阿上人を招き開基とし、自らは二世となって兄の菩提を弔った。
この御縁により、当寺の本尊は二尊院と同じく、阿弥陀仏・釈迦牟尼仏の二尊の立像となっている。
また、左脇には春日観世音菩薩が祭られ、洛西観音霊場札所の四番目の札所である。
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