だいとくじ|臨済宗大徳寺派大本山|龍寶山
大徳寺のお参りの記録一覧(3ページ目)
ここも大きなお寺さんですよね。紫野と言う場所にあります。
京都では「野」がつく場所は墓地か遺体放置所と言うイメージが私の中にあります。
先の方の記事で一休禅師が開いたお寺さんだというのなら、なんか納得できますね。彼はアニメとは違って非常に反骨精神旺盛な僧侶でした。
残っている書を見ても、「きっとこの人は偏屈で一言いえば理詰めで反論するような人だったのだろうな」って感じでした。
(余談ですが、奈良興福寺の蓮華写経の見本文字は一休さんです)
ここのひと際目立つ真っ赤な三門ですが、ここに千利休が自分の像を入れたのが元で秀吉に処刑されたと言われて居ますが、実は諸説ありましてね、像を作って入れろと言ったのはお茶々だったとか大河でありましたよね(笑)
実はそんな話では無かったんですって。
利休は堺で南蛮貿易をしていました。当時種子島と言う銃が武将の間で広まりましたが、弾薬を作れなかったらしいです。
(弾薬と言うのは人糞を使って作るんじゃなかったかなぁ・・・。スミマセンはっきり覚えてないです)
その弾薬を買い付けていたのが利休だった。(この辺りは大河でも表現されてましたっけ?)
こっからです。
実はその取引に相手はお金ではなく日本女性を要求していたって知ってました?
樽一個に女性が何人だっけか・・・。
利休は人身売買をしてたんです。その頃沢山の売られてきた女性やか拉致された女性が弾薬と交換で海外に売られていったんです。
それを聞きつけ、秀吉は激怒したという説があります。
利休は国籍も疑わしいという噂もある人で、なかなかの食わせ物です(苦笑)
まぁ、でも一般にはここの門に上げられた像が原因と言うのが通説です。
そんな歴史の表舞台に度々出てくる大徳寺。
ここからの眺めは当時と変わらないそうです(高い建物が周辺に無いので)
当時と同じ風景を眺めながら歴史を紐解くのも一興かと。
本坊の特別公開で頂いたんでないかな…?何を見たのか…何も覚えていない…バチあたりですw
墨-本朝無双禅苑 紫野大徳寺
印-佛法僧宝 龍宝用所?
14世紀初頭(正和~元応年間)に創建された小堂がはじまりであるとされている。
応仁の乱によって焼失したが、一休宗純(一休さん)が堺の豪商らの協力を得て再興したものが現在の大徳寺となる。
一休宗純ゆかりの御寺としても有名であるが、広大な敷地内にはかつての戦国武将らが建立した菩提寺が立ち並ぶ。
菩提寺、という形で武将たちが一堂に集まっている場でもある。
以下に主な塔頭を挙げておくが、ほとんどは非公開。一部通常公開または季節ごとの特別公開がある。
・養徳院:足利義満の弟・足利満詮が夫人の菩提を弔うために建立。
・龍源院:畠山義元・大内義興・大友義親らによる創建。
・黄梅院:織田信長の父・信秀の菩提を弔うために建立。蒲生氏郷も弔われている。
・大慈院:立花宗重の墓。
・瑞峯院:大友宗麟による創建。
・三玄院:石田三成・浅野幸長・森忠政らによる創建。石田三成公廟。(※完全非公開)
・真珠庵:一休宗純ゆかりの御寺。
・芳春院:前田家菩提寺。
・聚光院:三好義継による建立。
・総見院:織田信長の菩提寺として豊臣秀吉が建立。
・高桐院:細川家菩提寺。
・玉林院:山中鹿之介の位牌堂。
・龍光院:黒田家菩提寺。(※完全非公開)
・大光院:豊臣秀吉と豊臣秀保が豊臣秀長のために建立した菩提寺。
・興臨院:畠山義総による創建。
三門。
南門の通りぬけ。
石田三成公廟・三玄院。
瑞峯院のあたり。
織田信長公廟・総見院。特別公開のみだけれど人気により予約しないとなかなか拝観できない。
興臨院。特別公開時のもの。
2年前、建勲神社行ったときに行きたかったけど時間がなくて行けなかったのでこの時期に特別公開している搭頭へ行ってみました(*´-`)
大徳寺本坊→方丈、唐門、法堂、公開中。
唐門は聚楽第の唐門を移したそうで、彫刻の細かさが面白いです。
また、長谷川等伯の晩年書いた羅漢図と35歳の時に書いた法堂の鳴き龍もタッチとかを比べてみるのが面白かったです。
興臨院→畠山氏が創建し前田氏が修復した菩提寺。
本坊よりも小さいけど、すっきりとまとめられた方丈と時代を感じる茶室がすてき。
総見院→信長さんはじめとしてはじめとして織田家の墓所がある。
茶室もこざっぱりとしていて、加藤清正が朝鮮から持ち帰った朝鮮石の井筒の井戸、利休から秀吉がもらって育てた詫助(椿)と何だか盛りだくさんのところ。
黄梅院→利休が作った庭が圧巻の素晴らしさ。利休さんは楓が好きなんだろうか。紅葉の季節が待ち遠しくなる。
解説された方は一言でこのお寺をいうと「日本文化の発祥の地」だそうです。
本坊と各搭頭で御朱印が頂けますが、それぞれ納める金額が違うのでご注意を。
興臨院 涵虚亭の御手水(*´-`)
御朱印は和尚さんが目の前でしたため、その意味を教えてくれます。
柿をお供えに行きたかった(非公開)
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