西向寺のお参りの記録(1回目)
京都府北大路駅

京都市北区にある浄土宗知恩院派のお寺です。
今宮神社から西に歩いた所にある　境内と墓所の広いお寺です。
寺号標の石柱も大きいです。
西向とありますが　山門は南向き　本堂は南向き（東向き）でした。
名前の由来は？西向庵と称する小草庵をこの地に創建したのが始まりということなので　草庵が西向きだったのでしょうね。（おそらく）
立派な鐘楼があり　お休み処？もありました。
墓所が広いのですが　そちらは撮影していません。
ネット情報です。
寛永年間（1624～1644）清誉浄顕上人（せいよじょうけんしょうにん）が西向庵を称する小草庵とこの地に創建し　念仏弘通（ぐつう）の道場としたのが当寺の起こりである。
現在の堂宇は宝暦2年（1752）　6世俊龍和尚により再建された。
明治15年（1882）本山知恩院から寺号を得て　西向寺と名を改め　以後庶民の寺として栄え現在に至っている。
本堂には本尊阿弥陀如来二十五菩薩を祀る。
南脇壇に安置する二体の阿弥陀如来像は　「二葉の弥陀」と称し　藤原時代中期の作と言われる。
この仏像内に納められていた慶安2年（1649）銘の胎内文書・本尊再興奉加帖によれば　上賀茂神社の別所であった上賀茂御堂西念寺のもので　明治初年の廃仏毀釈で廃寺となった際に当寺に安置されたものと推定される。
なお西念寺は僧・行基（ぎょうき・ぎょうぎ）が創建したと言われています。