厳島神社のお参りの記録(1回目)
京都府貴船口駅

京都市北区にある神社です。
雲ケ畑街道を南に下ってきた場所にあります。
この街道は京都府道なのですが　道幅がそんなに広くなく　駐停車すると対向車に御迷惑になりそうな感じです。
しかーし　こちらの厳島神社さんは　境内に続く坂道が街道沿いにあり　近くには民家と工場がありますが　駐車させていただくのは申し訳ない。と思っていたら　ほんとにピンポイントで小さい車1台分くらいのスペースがありました。神様ありがとうございます。
街道に平行かと思うほど鋭角に曲がって　坂道と石段を上がっていきます。
境内に上がると　拝殿と本殿と境内社がありました。
本殿も境内社も　覆屋の中にありました。
さすが山の神社　こういう雰囲気大好きです。「こだま」が出てきそう。
立派な杉の木が並んでいます。

由緒書に
平安時代中期に編纂された律令の施行細則「延喜式」に「天津石門別稚姫神社」と記載される神社と考えられている。
この地周辺の雲ケ畑中畑町・中津川町は　平安時代以前からの集落で　平安京造営の際に用材を伐り出した地域であるとも言われ　当社は産土紙として信仰されてきた。
祭神の天津石別稚姫が出現したという石門岩が本社後ろの山麓にあり　約5メートルの2つの巨岩が15メートル程離れてそびえ立っている。
祭神・天津石門別稚姫が女神のため　弁財天（知恵や音楽を司る女神）信仰が生じ　明治以前は石門別弁財天　雲ケ畑弁財天と称したが　明治の初め廃仏毀釈の際　弁財天のままでは廃止されるため厳島神社と改称した。
境内には　中畑町・中津川町の各所にあった宮が集められ　小宮として祀られている。
と書かれていました。