回向院のお参りの記録(1回目)
京都府北野白梅町駅

大きくない寺社巡り in 京都市上京区です。北野天満宮の近くをうろうろしています。
こちらの回向院さんは　天満宮の南に3分ほど歩いた所にあります。
山門が開いていたので　少しだけ入らせていただきました。
門が開いていても　入る・入らない・少しだけ　は雰囲気で区別しています。
長沢芦雪の墓という石柱がありましたので　調べてみました。
回向院には江戸時代の絵師・長沢芦雪（ながさわろせつ）の墓があります。
長沢芦雪は円山応挙（まるやまおうきょ）の弟子になり　伊藤若冲（いとうじゃくちゅう）らとともに「奇想派」・「奇想の絵師」と言われました。
ただ長沢芦雪は円山応挙から3度も破門されたとも言われています。
伊藤若冲の絵は　京都のいろんなお寺で拝見しましたが　長沢芦雪は記憶になかったです。
回向院は寺伝によると　浄土宗の開祖・法然上人（ほうねんしょうにん）の説法教化の場として黒谷に創建されたと言われています。
回向院は紫雲別坊と言われていました。
1612年（慶長17年）勧誉敬音が現在の場所に移し　名称を回向院に改めました。
その後度々焼失し　1782年（天明2年）に再建されました。
回向院は黒谷浄土宗の寺院です。