平野神社のお参りの記録(1回目)
京都府北野白梅町駅

#平野神社

本殿が第一殿から第四殿まである。ご祭神はそれぞれ、イマキ皇大神、クドの大神、フルアキの大神、ヒメの大神。

#今木皇大神

神名の最後の尊称に皇大神が付く神様は、僕はアマテラス大御神とトヨウケの大神を除けば、イマキ皇大神ただ1柱しか見たことがない。アマテラス大御神とトヨウケの大神は、衆知の通り伊勢神宮のご祭神なので、長く僕は彼女ら専用の称号だと思っていた。
容易に想像できるように、平野神社は皇室との関係がことのほか厚いらしい。HPによれば、都が平城京にある間は宮中で祀られ、現在地には平安京への遷都と同時に鎮座したと。それから、延喜式ではすでに、イマキ皇大神に対し皇大御神や皇大神といった用語が使われているそうだ。

またHPによると、江戸時代に伴信友（ばんのぶとも）という国学者が、イマキ皇大神は百済王だという説を立て、現在もしばしば引用されるものの、学問上は否定されているとのこと。伴が何を根拠にそのような持論を展開したのかまでは書かれていない。