じしょうじ(じしょうぜんじ・ぎんかくじ)
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慈照寺(慈照禅寺・銀閣寺)のお参りの記録(2回目)
投稿日:2018年03月26日(月)
参拝:2018年3月吉日
神仏霊場の御朱印を頂きに、娘が行ったことが無いというので一緒にお参りしました。丁度春の特別公開をされていたので、娘の仕事関係上どうしても見てみたいというので個人的には知っていたのですがもう一度行くことにしました。
やはり東求堂には娘も大感動。ほんと、ここは行かなければわかりません。あの空気感と風の流れは実に素晴らしい。書院造と言うものの一番最初の造りが見れます。(書院造発祥?)
以前は入れた場所も今回は立ち入り不可のところもあって、やはり秋冬だけと言えど公開されると痛むんだなぁって。
本堂の襖絵はレプリカにすっかり変わっていましたし。
ただ、奥田元宋の襖絵だけは本物で相変わらずの凄さに感動してました。
本堂の襖絵は池大雅と与謝蕪村の絵があります。仏様の鎮座されている部屋の襖絵は蕪村。「自由に描いてくれ」と言う和尚様のお許しを得て蕪村が描いたのは「酒席」(笑)如何にも蕪村らしいと笑ってしまいます。蕪村の襖絵のもう一つはアニメのように一羽の鳥が飛び立つ様を12枚の襖絵に描いています。絵物語のように描きたかったのかな?と。
今では「銀閣」と言う名で呼ばれている観音堂は、一層部分も実は書院造になっているようで畳敷きなんだそうです。
以前はここで座禅を行う場所として使われていたそうです。
二層目は板間で観音様が鎮座されているとの事。現在では公開されることはありませんのでそんな説明を受けていました。
銀閣と呼ばれたのも江戸期頃との事。漆がはげ落ちて下地の白が浮き上がり灰色に見えた事からそう呼ばれ始めたという説があります。金閣に対して銀閣とも。上の鳳凰は江戸期までは宝珠だったそうです。
ここにこれを取りつけたのは明治頃。
思うに、本来鳳凰と言うのは雌雄合わせて「鳳凰」と呼ぶものなんだそうで、金閣に一羽いるので相方をこちらに取り付けたのかしら?って(苦笑)
どちらも相国寺の塔頭ですので、そういう意味もあったのかもと考えてました。
ちなみに、こちらには若冲の御位牌があります。お墓は相国寺にあるんですけどね。
実は今回この時期を選んでこちらに参りました。
銀閣寺垣の椿が咲いているのではないかと言う期待をもって。
若い頃垣根一杯に咲き乱れている椿に感動したことがあって、それをもう一度見たいと思ってきたのですが・・・。
花芽が・・・。
咲いているんですが花芽が極端に少ない。もしかして剪定されてしまったのではと切り口をみて愕然となりました。
椿の花芽と言うのは年を越す前から付き始めます。花が咲くまで凄く時間がかかるんです。そしてその花は枝の先につきますので、枝先を整える時、花芽がつく前にどの枝を伸ばすか考えて切り落とさなければなりません。切り口が若かったので、花事落とされている可能性が捨てきれず、凄く残念でした。職人さんが変わったんでしょうかね・・・。
そういえばここって割合海外のお坊様も観光されるんです。今回もいらっしゃいました。さて、どこのお国の方なのか。
余談です。参道におにぎりを売っているお店に入ったんですが、気に入りました。食べ歩き用のおにぎりも店頭で売っているお店です。焼きおにぎりの醤油の焦げる香ばしいにおいがしてきます。ここのセットメニューが手軽に食べられる京料理。盛り付けも凄く凝っていて美味しいし綺麗でした(写真を撮るのを忘れてました)
やはり東求堂には娘も大感動。ほんと、ここは行かなければわかりません。あの空気感と風の流れは実に素晴らしい。書院造と言うものの一番最初の造りが見れます。(書院造発祥?)
以前は入れた場所も今回は立ち入り不可のところもあって、やはり秋冬だけと言えど公開されると痛むんだなぁって。
本堂の襖絵はレプリカにすっかり変わっていましたし。
ただ、奥田元宋の襖絵だけは本物で相変わらずの凄さに感動してました。
本堂の襖絵は池大雅と与謝蕪村の絵があります。仏様の鎮座されている部屋の襖絵は蕪村。「自由に描いてくれ」と言う和尚様のお許しを得て蕪村が描いたのは「酒席」(笑)如何にも蕪村らしいと笑ってしまいます。蕪村の襖絵のもう一つはアニメのように一羽の鳥が飛び立つ様を12枚の襖絵に描いています。絵物語のように描きたかったのかな?と。
今では「銀閣」と言う名で呼ばれている観音堂は、一層部分も実は書院造になっているようで畳敷きなんだそうです。
以前はここで座禅を行う場所として使われていたそうです。
二層目は板間で観音様が鎮座されているとの事。現在では公開されることはありませんのでそんな説明を受けていました。
銀閣と呼ばれたのも江戸期頃との事。漆がはげ落ちて下地の白が浮き上がり灰色に見えた事からそう呼ばれ始めたという説があります。金閣に対して銀閣とも。上の鳳凰は江戸期までは宝珠だったそうです。
ここにこれを取りつけたのは明治頃。
思うに、本来鳳凰と言うのは雌雄合わせて「鳳凰」と呼ぶものなんだそうで、金閣に一羽いるので相方をこちらに取り付けたのかしら?って(苦笑)
どちらも相国寺の塔頭ですので、そういう意味もあったのかもと考えてました。
ちなみに、こちらには若冲の御位牌があります。お墓は相国寺にあるんですけどね。
実は今回この時期を選んでこちらに参りました。
銀閣寺垣の椿が咲いているのではないかと言う期待をもって。
若い頃垣根一杯に咲き乱れている椿に感動したことがあって、それをもう一度見たいと思ってきたのですが・・・。
花芽が・・・。
咲いているんですが花芽が極端に少ない。もしかして剪定されてしまったのではと切り口をみて愕然となりました。
椿の花芽と言うのは年を越す前から付き始めます。花が咲くまで凄く時間がかかるんです。そしてその花は枝の先につきますので、枝先を整える時、花芽がつく前にどの枝を伸ばすか考えて切り落とさなければなりません。切り口が若かったので、花事落とされている可能性が捨てきれず、凄く残念でした。職人さんが変わったんでしょうかね・・・。
そういえばここって割合海外のお坊様も観光されるんです。今回もいらっしゃいました。さて、どこのお国の方なのか。
余談です。参道におにぎりを売っているお店に入ったんですが、気に入りました。食べ歩き用のおにぎりも店頭で売っているお店です。焼きおにぎりの醤油の焦げる香ばしいにおいがしてきます。ここのセットメニューが手軽に食べられる京料理。盛り付けも凄く凝っていて美味しいし綺麗でした(写真を撮るのを忘れてました)
すてき
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