しんしょうごくらくじ(しんにょどう)
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真正極楽寺(真如堂)のお参りの記録(1回目)
投稿日:2024年12月17日(火)
参拝:2024年11月吉日
【鈴聲山(れいしょうざん)真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)】
本尊:阿弥陀如来
宗派:天台宗
開基:戒算(かいさん)
~百寺巡礼:五木寛之氏が選んだ百の名刹 第25番~
真如堂は、京都市左京区浄土寺真如町に位置する。正式には鈴聲山真正極楽寺と称する。984(永観2)年、比叡山で修行する戒算上人の夢に、慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)(最澄の弟子)が刻んだ阿弥陀像(頷きの阿弥陀)が老僧となって「自分は洛中に出て、あらゆる生きとし生けるもの、特に女人を救いたいと思う。急いで山からおろしてほしい」と告げた。また夢で「神楽岡のあたりに一尺ばかりの檜が千本、一夜中に生えた所がある。それこそ真正極楽の霊地だ」というお告げがあった。戒算上人は、阿弥陀仏をそのお告げの場所である東三条院の離宮に遷座させた。東三条院(藤原詮子)は、藤原道長の姉であり、第64代 円融天皇(在位:969-984)の女御にして一条天皇の母。とても信心深い女性と伝えられている。しかし、いつまでも離宮にとどめておくわけにもいかず、戒算上人は阿弥陀仏を安置するための真如堂を創設する。その後、真如堂は第66代 一条天皇(在位:986-1011)の勅願所となり、多くの人々、特に女性から深い帰依を得ることとなった。
~『百寺巡礼 第三巻 京都Ⅰ』五木寛之(講談社、2003)~
金戒光明寺から真如堂へ。名残惜しいですが茶とらネコさんと別れ、真如堂へ向かいました。こちらのお寺も紅葉がきれいです。
本尊:阿弥陀如来
宗派:天台宗
開基:戒算(かいさん)
~百寺巡礼:五木寛之氏が選んだ百の名刹 第25番~
真如堂は、京都市左京区浄土寺真如町に位置する。正式には鈴聲山真正極楽寺と称する。984(永観2)年、比叡山で修行する戒算上人の夢に、慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)(最澄の弟子)が刻んだ阿弥陀像(頷きの阿弥陀)が老僧となって「自分は洛中に出て、あらゆる生きとし生けるもの、特に女人を救いたいと思う。急いで山からおろしてほしい」と告げた。また夢で「神楽岡のあたりに一尺ばかりの檜が千本、一夜中に生えた所がある。それこそ真正極楽の霊地だ」というお告げがあった。戒算上人は、阿弥陀仏をそのお告げの場所である東三条院の離宮に遷座させた。東三条院(藤原詮子)は、藤原道長の姉であり、第64代 円融天皇(在位:969-984)の女御にして一条天皇の母。とても信心深い女性と伝えられている。しかし、いつまでも離宮にとどめておくわけにもいかず、戒算上人は阿弥陀仏を安置するための真如堂を創設する。その後、真如堂は第66代 一条天皇(在位:986-1011)の勅願所となり、多くの人々、特に女性から深い帰依を得ることとなった。
~『百寺巡礼 第三巻 京都Ⅰ』五木寛之(講談社、2003)~
金戒光明寺から真如堂へ。名残惜しいですが茶とらネコさんと別れ、真如堂へ向かいました。こちらのお寺も紅葉がきれいです。
【三重塔】
【寺号標】
【総門(赤門)】
【手水舎】
【三重塔】
【本堂】
国の重要文化財。
~この本堂には言語を絶する苦難の歴史があった。応仁の乱のときに焼失し、本尊は比叡山黒谷に疎開する。その後、本堂の再建はままならず、本尊は滋賀県の穴太(あのう)の宝光寺などを転々とした。ようやく落ちついたのは、豊臣秀吉のときである。京極今出川の御所の東北に本堂が再建され、本尊が安置された。しかし、ここは阿弥陀如来が希望した場所からは離れている。だからというわけではあるまいが、その本堂は元禄5(1692)年に焼けてしまった。その後、旧地でもある現在の地に本堂が再建されることになったそうだ。本堂が完成し、やっと本尊が現在の真如堂に戻ってきたのは、宝永2(1705)年のことだった。~
国の重要文化財。
~この本堂には言語を絶する苦難の歴史があった。応仁の乱のときに焼失し、本尊は比叡山黒谷に疎開する。その後、本堂の再建はままならず、本尊は滋賀県の穴太(あのう)の宝光寺などを転々とした。ようやく落ちついたのは、豊臣秀吉のときである。京極今出川の御所の東北に本堂が再建され、本尊が安置された。しかし、ここは阿弥陀如来が希望した場所からは離れている。だからというわけではあるまいが、その本堂は元禄5(1692)年に焼けてしまった。その後、旧地でもある現在の地に本堂が再建されることになったそうだ。本堂が完成し、やっと本尊が現在の真如堂に戻ってきたのは、宝永2(1705)年のことだった。~
【本堂 扁額】
【手水鉢】
【随縁の庭】
枯山水庭園の中には真如堂を菩提寺とする三井家の家紋(四つ目家紋)が組み込まれています。
枯山水庭園の中には真如堂を菩提寺とする三井家の家紋(四つ目家紋)が組み込まれています。
【涅槃の庭】
大文字山を借景とした枯山水庭園。
大文字山を借景とした枯山水庭園。
【阿弥陀如来露仏】
【万霊堂】
【鐘楼】
【京都映画誕生の碑】
【伝教大師巡錫之像】
【赤崎弁財天】
【新長谷寺】
【御朱印】
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