専念寺のお参りの記録(1回目)
京都府東山駅

京都市左京区にあるお寺です。
小さなお寺の投稿が続きますがお許しください。
二条通りから少し下った所にあります。
山門も土塀もとても立派ですが　柵があって中に入ることは叶いませんでした。
いつものように　境内の様子の写真を撮らせていただき　手を合わせようとした時　濡れているスロープでコケました。
いい年した大人がコケたため　思わず周りを見回して　誰もいないことを確認してから　「痛ってー」　と小さな声で叫びました。
どうやらこの日の行いは良くなかったようです。
次の寺社からは　写真を撮る前に手を合わせることにしました。

山号は一心山　宗旨は浄土宗　ご本尊は阿弥陀如来です。
武将・前田玄以ゆかりの寺として知られているそうです。
創建や由緒については分かりませんでした。
浄土宗の僧故念上人により開山されています。

前田 玄以について調べてみました。
村井貞勝の娘婿。
織田信長臣下になり　1575年　信長の嫡子・信忠付の近習になった。
1579年　信長の命で信忠の家臣になる。
1582年　本能寺の変で信忠が自害し　その嫡男・三法師(秀信)とともに岐阜に逃れ清須に赴き保護した。
この功により　1583年-1600年　信忠の弟・信雄より京都奉行に任じられる。
1584年　豊臣秀吉に仕え　右筆(ゆうひつ)ともいう。
その信厚く　1585年　丹波亀山5万石を給される。
1598年　豊臣政権下五奉行の1人に任じられた。
秀吉没後　徳川家康と石田三成の対立では三成方に属した。
関ヶ原の戦は西軍に与し　大坂城に居り参戦しなかった。
東軍・徳川方に通じ　戦後　京都所司代の職は解かれる。
家康に許され丹波亀山の本領安堵　初代藩主になる。
とありました。