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六波羅蜜寺ではいただけません
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ろくはらみつじ

六波羅蜜寺のお参りの記録(1回目)
京都府清水五条駅

投稿日:2019年01月06日(日)
参拝:2019年1月吉日
 京都のお寺はかなり回ったのですが、ここをこれまで参拝しなかったのは失敗でした。お寺の敷地は狭めなのですが、見所満載で濃密な時間を過ごせました。
 まず入ってすぐ左にある弁財天像は金ぴか。見入ってしまいました。何気なく立つ石塔には「此附近 六波羅探題」とあり、まさしく歴史の舞台です。
 本堂の十一面観音立像は秘仏ですが、3つの厨子が豪華絢爛です。これだけでも見応えがありました。
 いよいよ宝物館。入ってすぐ右には薬師如来を囲む四天王。特に右前に立つ持国天は眼が飛び出しそうな憤怒の表情で剣をふるい、躍動感にあふれています。入り口正面の弘法大師は若い時の像だそうで、肌ツルツルの美男子でした。とりわけ興味をひかれたのが、裸の老婆姿の奪衣婆像。小さな像ですが、裸でしおれた乳が垂れた姿がユーモラスです。そういえば、そばの閻魔大王像も怒ってはいるのですが、どこかユーモラス。これらの像を造った人は一流の芸術家であると同時に情感豊かな粋人だったのでしょう。
 入り口左側にはこのお寺を代表する空也上人立像があります。写真で見るよりも3Dというか4D的に感じるのは体を前に踏ん張りながら口から6体の像をはき出す動的な姿勢ととともに、苦悶なのか恍惚なのか他の像にはない強い感情があるからでしょうか。右から正面から左から、それぞれに違う空也上人の表情が感じられます。これまで仏像は如来にしろ菩薩にしろ人間でない像を中心に見てきましたが、人間の像は動き出しそうなほどリアルで、怖いようなすごみを感じます。

 
六波羅蜜寺の本殿
六波羅蜜寺の本堂

すてき

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