さんじちおんじ|浄土宗
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楽しみ方三時知恩寺のお参りの記録一覧

三時知恩寺は特別公開の日時だけお参りでき、普段は門も閉まっているので、鎮守の国岡稲荷大明神に上がりました。
御祭神 水神の茶吉尼天
(仏教における福神稲荷)




3月14日はホワイトデー・・・ですが仏教、特に浄土宗では法然上人の師である善導大師の御命日。三時知恩寺は善導大師自作の大師像が祀られており、毎年3月14日は善導忌の法要が営まれ、一般開放もされます。以前は文化財特別公開などで公開されていたこともありましたが最近は公開がなく、年に一回、善導忌のみの公開となります。御本尊は阿弥陀如来とされていますが善導大師も阿弥陀如来の化身とされており、お話聞く限り阿弥陀様と善導大師が両本尊といった感じです。朝10時の開門、そして法要。尼寺門跡寺院なのでもちろん住職はじめお坊さんは尼さんですが7人の尼さんが法要されているのはなかなか見る機会もなく、また華道光風未生流家元であるため参列の方々も着物の女性が多く男性は私含めて数えるほど😅40分の正座は久々に堪えました😭法要後少し時間があったので阿弥陀様と善導大師をお詣り。御朱印も拝受し、その後法話の時間に。吉野の来迎院のご住職(だったと思う😅)でどうやら話からすると浄土宗ではないようでしたがなかなかお話も面白く、堂内が笑いに包まれてました😊法話の途中でしたが出勤時間が迫ってきたので残念ながら退出。良きお詣りでした😊

山門

由緒

書院

境内

地蔵堂

蕗の薹が・・・春も近いですなぁ

石仏

稲荷社 国岡稲荷大明神
鳥居が傾いており、鈴緒に鈴がついてなかった 😥

稲荷さん

京都市上京区にある寺院です。御所の北西の方向にあります。
残念ながら山門は閉じられていて 中の様子も分かりませんでした。
あとで分かったことですが この辺り 尼寺の門跡寺院が多かったです。
出家された皇族の方々は やはり御所から遠く離れたくないという思いからなのでしょうか。
山号はなし 宗旨は浄土宗 ご本尊は阿弥陀如来 開山は覚窓性善尼 開基は見子内親王 別称は入江御所です。
由緒については
応永年間(1394年 - 1428年) 北朝4代後光厳天皇の皇女見子内親王が 北朝3代崇光天皇の御所で一条西洞院にあった入江殿を賜って寺に改めたのに始まる。
その際 室町幕府第3代将軍足利義満の娘の覚窓性仙尼(性善尼とも)を開山とし 知恩寺が創建された。
また その由緒から入江御所とも呼ばれる。
見子内親王は仏教への信仰が篤く、俊芿(しゅんじょう)が宋から将来した善導大師の自作と伝える像を宮中から賜って当寺の本尊としたという。
後柏原天皇の代に三時知恩寺と称されるようになったが これは宮中における六時勤行(1日6回の勤行)のうち昼間の3回をこの寺で行うようになったことによるとされる。
以来 皇女が相次ぎ入室して尼門跡寺院となった。
正親町天皇の代に現在地へ移転している。
とありました。

全景

山門は閉じられていました

寺標

由緒書

特別拝観の時に拝受
菊の御紋の周りに唐草のような模様があって面白いですw
善導大師についてはWEB版新纂浄土宗大辞典が詳しいです

印
旧入江御所
唐草?十六葉菊紋
三時知恩寺門跡之印
墨
本尊善導大師
三時知恩寺門跡

地下鉄烏丸線「今出川駅」下車徒歩8分。浄土宗寺院。ご本尊は阿弥陀如来です。
「入江御所」と呼ばれる門跡寺院で、宮中で行われる一日6回の勤行の内、昼間の3回をここで行われることからつけられました。
「知恩院」、「百万遍知恩寺」とよく似た名前の寺院が点在しますが、こちらは浄土宗寺院の特別公開時以外は非公開です。


菊の御紋。門跡寺院の特徴でもあります。

撮影はここまで、本堂への入口には大きな樹木が。
中が見えないように隠す役目のようです。
これも門跡寺院ではよく見られます。
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