こうだいじ
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
高台寺(高台寿聖禅寺・高臺寺)ではいただけません
広告
高台寺(高台寿聖禅寺・高臺寺)のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年04月08日(木)
参拝:2021年3月吉日
高台寺(こうだいじ)は、京都府京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺院。山号は鷲峯山(じゅぶさん)、寺号は高台寿聖禅寺。本尊は釈迦如来。豊臣秀吉の正室である北政所(高台院)が秀吉の冥福を祈るために建立した寺院で、秀吉と北政所を祀る霊廟としての性格を持った寺院。霊屋(おたまや)の堂内装色に桃山様式の蒔絵が施され(高台寺蒔絵)、北政所所持と伝わる蒔絵調度類を多く所蔵することから「蒔絵の寺」ともいわれる。
創建は1606年、北政所ねねが秀吉の菩提を弔う寺院の建立を祈願し、時の為政者の徳川家康が酒井忠正や土井利勝に命じて、この地にあった岩栖院などを移し、雲居寺跡地を整備して完成した。1598年の秀吉の没後、北政所は出家し、後陽成天皇から「高台院」の号を賜ったため、「高台寺」と命名された。1624年の北政所の没後も伽藍の整備は進み、18世紀後半には9つの塔頭、洛中に4つの末寺を持ち、興隆を極めた。ただし、江戸期以降たびたびの火災に見舞われたため、仏堂がない(再建していない)のが特徴で、創建時からの建築物は表門、開山堂、霊屋、時雨亭、傘亭、観月代で、いずれも国指定の重要文化財。また庭園は国指定史跡、名勝庭園となっている。
当寺は、JR京都駅からバスで北東へ3km、東山安井バス停から高台寺南門通りを東に250mで左折、通称<ねねの道>を北に150m行った場所に目立たない入口がある。
参拝時は週末の昼過ぎ、小雨が降っていたが、人気の観光スポットということもあり、そこそこ多くの観光客が来ていた。
創建は1606年、北政所ねねが秀吉の菩提を弔う寺院の建立を祈願し、時の為政者の徳川家康が酒井忠正や土井利勝に命じて、この地にあった岩栖院などを移し、雲居寺跡地を整備して完成した。1598年の秀吉の没後、北政所は出家し、後陽成天皇から「高台院」の号を賜ったため、「高台寺」と命名された。1624年の北政所の没後も伽藍の整備は進み、18世紀後半には9つの塔頭、洛中に4つの末寺を持ち、興隆を極めた。ただし、江戸期以降たびたびの火災に見舞われたため、仏堂がない(再建していない)のが特徴で、創建時からの建築物は表門、開山堂、霊屋、時雨亭、傘亭、観月代で、いずれも国指定の重要文化財。また庭園は国指定史跡、名勝庭園となっている。
当寺は、JR京都駅からバスで北東へ3km、東山安井バス停から高台寺南門通りを東に250mで左折、通称<ねねの道>を北に150m行った場所に目立たない入口がある。
参拝時は週末の昼過ぎ、小雨が降っていたが、人気の観光スポットということもあり、そこそこ多くの観光客が来ていた。
南北に伸びる<ねねの道>にある入口。特に門や寺号標はなく、やや分かりにくい。徐々に登っていく参道は、通称<台所坂>と呼ばれる。
台所坂の終わりに<黒門>がある。黒門をくぐると右手に<鐘楼>、右斜め前に<高台寺天満宮>、左手に<庫裡>と境内の有料参観入口がある。
黒門をくぐって左折すると見える<庫裡>。庫裡の左側が参観入口。
庫裡に向かって右側に<唐門>があり、塀の向こうに<方丈>の屋根(左側)と満開の枝垂れ桜が見える。
庫裡の左側から入って<拝観受付>。
拝観受付を通って右斜め前方向に進む。右側に見える建物は<湖月庵>。
さらに参観路を進むと左手に見える<遺芳庵>。田舎家風で一畳台目の小さな茶室で、近世の商人で趣味人の灰屋紹益が夫人の吉野太夫を偲んで建てたとされる。壁いっぱいに開けられた丸窓は<吉野窓>と呼ばれる。1908年に洛内の紹益の旧邸跡から移築。
方丈の北側近くから<開山堂>を望む。背後の書院と開山堂を結ぶ屋根付き渡り廊下の途中には、北政所が亡き秀吉を偲んで月を眺めたという<観月台>がある。観月台は国指定の重要文化財。庭園の池は<偃月池>。
<方丈>の側面。参観路としては写真右側から靴を脱いで上がり、向こう側を通って左側の庭園を鑑賞する。方丈は1912年の再建。創建当初は伏見城の建物を移築したものであった。
方丈内の参観路をを進み、庭園に至るとすぐに満開の枝垂れ桜が視界に入る。大きくて見事。
庭園に視線を移す。以前の庭園は白砂を使って様々な文様を描いたシンプルなものであったようだが、現在は見ての通り、苔の島や樹木、瓦の造作などが置かれている。
この時、方丈内ではたまたま結婚式が挙行されていたため内覧できず。
逆サイドから庭園を眺める。左奥に見える門は<勅使門>。
方丈内から開山堂を望む。左側に<観月台>、右上側に<霊屋>が見える。
靴を履いて方丈を出て参観路を進み、方丈エリアを出る時に、方丈庭園の瓦の造作の正体が<龍>であることが判明。
方丈エリアと開山堂エリアを隔てる門。案内人が立っていて、進路の説明をしてくれる。
やがて左側に見える、開山堂の入口<重關門(中門)>。
中門からまっすぐの参道を進むと<開山堂>。入母屋造本瓦葺の禅宗様の仏堂。もともとは北政所の持仏堂で、現在は中興開山の三江紹益の木像、北政所兄の木下家定夫妻、高台寺の普請に尽力した堀直政の木像を安置。
開山堂内部。天上には秀吉の御座舟の天井と北政所の御所車の天井が用いてある。
開山堂から霊屋まで伸びる屋根付きの渡り廊下<臥龍廊(がりょうろう)>。
臥龍廊の手前に広がる<臥龍池>。
小高い場所に建つ<霊屋(おたまや)>。1605年建立、宝形造檜皮葺の堂。中央厨子に大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)像、右厨子に豊臣秀吉坐像、左厨子に北政所の片膝立の木像を安置。厨子の扉には細かい蒔絵が施されている。なお、北政所は自身の像の地下2mに葬られている。ここにも案内人が立ち、霊屋の説明をしてくれる。
霊屋の堂内は撮影禁止。外観はこんな感じ。他の建物と異なり、鮮やかな色使いが特徴。
霊屋の東方向にある坂道を上ると2つの茶室がある。こちらは左側(北側)にある<傘亭>で、伏見城から移築した宝形造茅葺の茶室。国指定の重要文化財。
向かって右側(南側)にある<時雨亭>。こちらも伏見城からの移築で、茶室には珍しい2階建て。国指定の重要文化財。
傘亭と時雨亭は伏見城では別々の場所にあったようだが、当地に移築後は屋根付きの渡り廊下で繋がっている。
順路を進むと、竹林の中を通りながら徐々に下る。
竹林の中を下り終わると、茶室<雲居庵(うんごあん)>。抹茶と茶菓子が500円で楽しめる。
順路の最後に現れる<勅使門>。方丈庭園の外側。
すてき
投稿者のプロフィール
惣一郎1269投稿
ホトカミ見ました! で広がるご縁
ホトカミを見てお参りされた際は、もし話す機会があれば住職さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
住職さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。