霊明神社の日常(56回目)|京都府祇園四条駅
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楽しみ方投稿日:2022年09月27日(火) 15時58分07秒
このたび霊明神社8世神主・村上繁樹の編著による『幕末勤王志士と神葬-洛東霊山・靈明神社』を上梓いたしました。そして、9月23日の秋季慰霊祭におきまして、出版奉告祭もあわせて行いましたことご報告いたします
出版の構想は、創祀200年(2009年)の頃からありましたが、具体化しないまま時が過ぎ、初世・村上都愷大人200年祭(2019年)にあたり、当社のことを後世に伝える事業としていよいよ本格的に始動しました
当社は小さいながらも、神道における葬祭を切り開き、神道墓地を開拓。幕末の頃には勤王派の志士たちの神葬を行いました。そのことが招魂社誕生の礎となり、それは後の靖國神社、護国神社へと続きます。しかし、残念ながら、一般的にはこのことがほとんど知られていません。霊明神社に伝わる口伝なども含めると、時代が進めば進むほど、その歴史がわからなくなっていくのではないかという懸念がありました。また、インターネットが普及し、誰でも情報が発信できる時代にあって、不誠実であったり、不正確な情報が流布されることに一定の懸念もありました。こういったことを鑑み、神社の歴史を書籍にまとめておくことにしました(また、私どもの認識が間違っていたところもあり、この機会に正すことにもなりました。ホームページは順次修正・加筆してまいります)
執筆作業に至るまでは、これまで整理していた当社の史料をあらためて精査・検討し、読めていなかった史料などもこの機会に翻刻を進めるなど、かなりの時間を要しました
また、執筆作業においても、うまく筆が進まないこともありましたし、何度も校正を行い、修正する作業にもかなりの時間を割きました
当社の霊明会の皆さま、崇敬奉賛会の皆さまにおかれましては、出版が遅れましたことを心よりお詫び申し上げます。皆さまのご先祖さまを大事にされるお心、志士たちへの想い、霊明神社への崇敬心が、本書に結実していることは言うまでもありません。いつもありがとうございます
さて、本書は大きく分けて3つのパートに分かれています
①村上家の歴代の神主(初世から5世)から霊明神社の歴史を紐解くパート
②神葬から勤王志士の人物像を紐解くパート
③霊明神社の神葬祭を紐解くパート
②は、歴史研究家の舟久保藍氏による執筆です
舟久保氏は天誅組に関する書籍などを出されており、志士への造詣が深くいらっしゃいます
さまざまな史料から霊明神社との関わりの深い志士たちの人物像を明らかにしていただきました
※天誅組の志士も霊明神社との関わりがあります
③は、皇學館大學の松本丘氏に執筆いただきました
松本氏は、神道史、神道思想史をご専門とされています。霊明神社の神葬祭を国学や神道史の中に位置づけていただく試みをいただきました
舟久保氏と松本氏におかれましては、本書のためにご尽力いただきましたこと、あらためて心より感謝申し上げます
なお、本書は霊明神社の貴重な史料をふんだんに掲載しています。幕末明治維新の貴重な研究材料になろうかと思います。有効にご活用いただければ幸いです
また、霊明神社の歴史を知り、霊山で眠る志士おひとりおひとりに想いを馳せ、霊山墓地にお参りいただければ嬉しく思いますし、京都霊山護国神社さまや霊山歴史館さまにお立ち寄りの際は、あわせて霊明神社にもお参りいただければ幸いです
そして、最後になりましたが、この出版事業を何よりも支えていただきました崇敬奉賛会の会長・梅田昌彦氏(梅田雲浜の玄孫)には、筆舌に尽くしがたい多大なるご支援をいただきました。深淵なる謝意を表します
※なお、これより神社でご購入いただけますので、ご興味あれば社務所にお申し出ください
税込み価格3,850円です(サイン本です)
※一般の購入は下記サイトをご参考ください
幕末勤王志士と神葬-洛東霊山・靈明神社の歴史、村上繁樹編著、ミネルヴァ書房、2022年10月
https://www.minervashobo.co.jp/book/b611330.html
出版の構想は、創祀200年(2009年)の頃からありましたが、具体化しないまま時が過ぎ、初世・村上都愷大人200年祭(2019年)にあたり、当社のことを後世に伝える事業としていよいよ本格的に始動しました
当社は小さいながらも、神道における葬祭を切り開き、神道墓地を開拓。幕末の頃には勤王派の志士たちの神葬を行いました。そのことが招魂社誕生の礎となり、それは後の靖國神社、護国神社へと続きます。しかし、残念ながら、一般的にはこのことがほとんど知られていません。霊明神社に伝わる口伝なども含めると、時代が進めば進むほど、その歴史がわからなくなっていくのではないかという懸念がありました。また、インターネットが普及し、誰でも情報が発信できる時代にあって、不誠実であったり、不正確な情報が流布されることに一定の懸念もありました。こういったことを鑑み、神社の歴史を書籍にまとめておくことにしました(また、私どもの認識が間違っていたところもあり、この機会に正すことにもなりました。ホームページは順次修正・加筆してまいります)
執筆作業に至るまでは、これまで整理していた当社の史料をあらためて精査・検討し、読めていなかった史料などもこの機会に翻刻を進めるなど、かなりの時間を要しました
また、執筆作業においても、うまく筆が進まないこともありましたし、何度も校正を行い、修正する作業にもかなりの時間を割きました
当社の霊明会の皆さま、崇敬奉賛会の皆さまにおかれましては、出版が遅れましたことを心よりお詫び申し上げます。皆さまのご先祖さまを大事にされるお心、志士たちへの想い、霊明神社への崇敬心が、本書に結実していることは言うまでもありません。いつもありがとうございます
さて、本書は大きく分けて3つのパートに分かれています
①村上家の歴代の神主(初世から5世)から霊明神社の歴史を紐解くパート
②神葬から勤王志士の人物像を紐解くパート
③霊明神社の神葬祭を紐解くパート
②は、歴史研究家の舟久保藍氏による執筆です
舟久保氏は天誅組に関する書籍などを出されており、志士への造詣が深くいらっしゃいます
さまざまな史料から霊明神社との関わりの深い志士たちの人物像を明らかにしていただきました
※天誅組の志士も霊明神社との関わりがあります
③は、皇學館大學の松本丘氏に執筆いただきました
松本氏は、神道史、神道思想史をご専門とされています。霊明神社の神葬祭を国学や神道史の中に位置づけていただく試みをいただきました
舟久保氏と松本氏におかれましては、本書のためにご尽力いただきましたこと、あらためて心より感謝申し上げます
なお、本書は霊明神社の貴重な史料をふんだんに掲載しています。幕末明治維新の貴重な研究材料になろうかと思います。有効にご活用いただければ幸いです
また、霊明神社の歴史を知り、霊山で眠る志士おひとりおひとりに想いを馳せ、霊山墓地にお参りいただければ嬉しく思いますし、京都霊山護国神社さまや霊山歴史館さまにお立ち寄りの際は、あわせて霊明神社にもお参りいただければ幸いです
そして、最後になりましたが、この出版事業を何よりも支えていただきました崇敬奉賛会の会長・梅田昌彦氏(梅田雲浜の玄孫)には、筆舌に尽くしがたい多大なるご支援をいただきました。深淵なる謝意を表します
※なお、これより神社でご購入いただけますので、ご興味あれば社務所にお申し出ください
税込み価格3,850円です(サイン本です)
※一般の購入は下記サイトをご参考ください
幕末勤王志士と神葬-洛東霊山・靈明神社の歴史、村上繁樹編著、ミネルヴァ書房、2022年10月
https://www.minervashobo.co.jp/book/b611330.html
すてき
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ホトカミを見てお参りされた際は、もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
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「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。













