江戸時代から毎月17日、18日はご本尊の特別御開帳日と決められており、17日は特に多くの参拝者でにぎわいます。
開山806年とされ、ご本尊は、十一面千手千眼観世音菩薩さま。
第一世が清水寺の延鎮僧都、第二世が山のふもとにある乙訓寺におられた空海弘法大師。
この空海が加持祈祷した霊水が今も残る、霊験あらたかな眼病治癒の独鈷水です。
昔からまず独鈷水を汲んで観音様にお供えしてから参拝し、帰りに持ち帰るといった風習があります。
17日は、朝から、僧侶とともに般若心経読経会や百万遍数珠繰り、写経・写仏会、限定御朱印授与(各所受付開所)、押し花朱印つくり、上書院の一般公開などたくさんのイベントが催されます。
お経のシャワーをあびて心を浄め、観音様のごいりゃくをいただき、心の眼で今世を生きてみましょう。