浄土宗源信山
蔵林寺のお参りの記録一覧
浄土宗開宗850年慶讃事業
「浄土宗寺院特別大公開」で、宇治市五ヶ庄にあります 源信山 常行院 浄土宗 蔵林寺さまに参拝しました。
寺伝によれば蔵林寺は、寛和二年(986)に恵心僧都が開創した寺であるという。
恵心僧都は四二歳の年にこの地に来たが、付近の人々に説法を続けるうちに、たまたま病気になり、その養生のひまに自ら小刀をとって阿弥陀如来坐像を刻み、やがてこの寺に祀ったと伝わる。
ずいぶん涼しくなったこの頃ですのに、今日の空は、今にも雨が降って来そうな黒い雲で、蒸し蒸しして大変嫌な暑さとなりました。
13時からの公開でしたが、少し早目に着いてしまったので、近くのカフェにて美味しいランチを頂き😋
時間調整してから向かいました。
数人の参拝者が既にいらっしゃる中、開け放たれた御本堂内に上がらせて頂きますと、堂内にはたくさんの仏さま。
正面奥には、平安時代後期 宇治市指定文化財の
御本尊の阿弥陀如来坐像さま。
両脇侍には、勢至菩薩坐像、観音菩薩坐像。どちらも金色に輝いていらっしゃいました。
正面向かって左側には、右から地蔵菩薩立像。平安時代後期 宇治市指定文化財です。寄木造 像高96.2㎝ 左手に宝珠 右手に錫杖をもつ。
伏し目がちな穏やかな面貌 撫で肩で薄胸 きわめて浅い衣文など。全体にやや繊弱な感じがある。
平安時代最末期の制作とかんがえられよう。
その左隣には、毘沙門天像。こちらも平安時代後期 宇治市指定文化財 寄木造 像高121.5㎝
左手に宝棒を執り、右手を腰にあてる毘沙門天像である。頭部は小づくりな童顔で、腰から下が妙に太っているのが面白い。両手が舞を見るようにおだやかな動きを示している点も、平安時代末期の特色と言える。
こちらの前方両脇には、右側に四天王 広目天(西方)(白)、左側には四天王 多聞天(北方)(青)がいます。
御本尊に向かって右側には、薬師如来坐像さま。
平安時代後期 宇治市指定文化財
寄木造 像高87.3㎝
この薬師如来坐像は落ち着いた感じで、平安時代後期の定朝様の薬師如来坐像としては秀作である。
一見、本尊の阿弥陀如来坐像とよく似た作風であるが、薬師像の方が一段と古式である。
長顔で目尻が短く、やせぎみの顔立ち。膝前中央に前掛伏にせり出す衣の形式。太づくりで変化に富んだ衣文の表現などから、定朝様と伝わる。
薬師如来さまの前両脇には、右に四天王 増長天(南方)(赤)と左側前には、四天王 持國天(東方)(緑)がいらっしゃいます。
(蔵林寺資料参考)
堂内撮影禁止のため、残念ながら仏像の御姿は掲載できませんが、どの仏さまも美しく、ありがたい参拝となりました。🙂↕️🙏🏻
参道の六地蔵さま
参道に芙蓉の花が咲いてました🌸
宇治市名木百選のむくの木
立派な幹です。
おまけ
時間調整の為のランチ。「らくかふぇ」
600円と安くて美味しかったです😋
カフェの側にあったとびたくん
ハロウィン🎃の衣装ね
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