浄土宗源信山
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楽しみ方蔵林寺のお参りの記録一覧

滋賀県と京都府の寺院巡りの2ヶ寺目は、滋賀県から高速道路を使って京都府へ移動し、宇治市に在る源信山 蔵林寺です。
浄土宗で、本尊は阿弥陀如来。
この本尊・阿弥陀如来坐像は市指定文化財です。他に薬師如来坐像、地蔵菩薩立像、毘沙門天立像も市指定文化財です。
昨年の京都浄土宗寺院特別大公開で公開されるため伺う積もりでしたが1日のみで都合がつかず、今年こそはと伺った次第です。(今年は10月23日、24日の2日間、13時~17時に公開。)
ーーー後日アップします。

御朱印


山門

本堂


本尊・阿弥陀如来坐像

薬師如来坐像

毘沙門天立像、地蔵菩薩立像



宇治市名木百選のムクノキ(推定樹齢500年)

ムクノキの裏にある境内社

浄土宗開宗850年慶讃事業
「浄土宗寺院特別大公開」で、宇治市五ヶ庄にあります 源信山 常行院 浄土宗 蔵林寺さまに参拝しました。
寺伝によれば蔵林寺は、寛和二年(986)に恵心僧都が開創した寺であるという。
恵心僧都は四二歳の年にこの地に来たが、付近の人々に説法を続けるうちに、たまたま病気になり、その養生のひまに自ら小刀をとって阿弥陀如来坐像を刻み、やがてこの寺に祀ったと伝わる。
ずいぶん涼しくなったこの頃ですのに、今日の空は、今にも雨が降って来そうな黒い雲で、蒸し蒸しして大変嫌な暑さとなりました。
13時からの公開でしたが、少し早目に着いてしまったので、近くのカフェにて美味しいランチを頂き😋
時間調整してから向かいました。
数人の参拝者が既にいらっしゃる中、開け放たれた御本堂内に上がらせて頂きますと、堂内にはたくさんの仏さま。
正面奥には、平安時代後期 宇治市指定文化財の
御本尊の阿弥陀如来坐像さま。
両脇侍には、勢至菩薩坐像、観音菩薩坐像。どちらも金色に輝いていらっしゃいました。
正面向かって左側には、右から地蔵菩薩立像。平安時代後期 宇治市指定文化財です。寄木造 像高96.2㎝ 左手に宝珠 右手に錫杖をもつ。
伏し目がちな穏やかな面貌 撫で肩で薄胸 きわめて浅い衣文など。全体にやや繊弱な感じがある。
平安時代最末期の制作とかんがえられよう。
その左隣には、毘沙門天像。こちらも平安時代後期 宇治市指定文化財 寄木造 像高121.5㎝
左手に宝棒を執り、右手を腰にあてる毘沙門天像である。頭部は小づくりな童顔で、腰から下が妙に太っているのが面白い。両手が舞を見るようにおだやかな動きを示している点も、平安時代末期の特色と言える。
こちらの前方両脇には、右側に四天王 広目天(西方)(白)、左側には四天王 多聞天(北方)(青)がいます。
御本尊に向かって右側には、薬師如来坐像さま。
平安時代後期 宇治市指定文化財
寄木造 像高87.3㎝
この薬師如来坐像は落ち着いた感じで、平安時代後期の定朝様の薬師如来坐像としては秀作である。
一見、本尊の阿弥陀如来坐像とよく似た作風であるが、薬師像の方が一段と古式である。
長顔で目尻が短く、やせぎみの顔立ち。膝前中央に前掛伏にせり出す衣の形式。太づくりで変化に富んだ衣文の表現などから、定朝様と伝わる。
薬師如来さまの前両脇には、右に四天王 増長天(南方)(赤)と左側前には、四天王 持國天(東方)(緑)がいらっしゃいます。
(蔵林寺資料参考)
堂内撮影禁止のため、残念ながら仏像の御姿は掲載できませんが、どの仏さまも美しく、ありがたい参拝となりました。🙂↕️🙏🏻




参道の六地蔵さま


参道に芙蓉の花が咲いてました🌸








宇治市名木百選のむくの木

立派な幹です。



おまけ
時間調整の為のランチ。「らくかふぇ」
600円と安くて美味しかったです😋

カフェの側にあったとびたくん

ハロウィン🎃の衣装ね
恵心僧都ゆかりの寺院「蔵林寺」
黄檗駅より徒歩圏内。駐車場は、多分ここかなぁーってのがあるけど、前の道狭いです。
周囲は住宅街か萬福寺の塔頭ばかりですが、ここは萬福寺とは無関係。道路よりやや奥ばったところにある。
石柱のある道を奥へ進み、山門、右手前が本堂、横がお墓。左手に社務所と庫裏?
宇治市指定の御本尊があるそうですが、なんか本堂で法事をやってたっぽいので見れずに退散しました。
まあ、それは仕方ないので別の機会にって感じだが、本堂奥に宇治市名木百選のクスノキがあるのを忘れてた。調べたら立派な楠だっただけに残念。また行きます。
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