ゆげじんぐう
弓削神宮のお参りの記録一覧
九州に点在する神宮号を名乗る神社の一つです。社名は御祭神である第46代孝謙天皇さまに重用され、皇族以外で天皇譲位を目論んだとされる道鏡の本姓に由来しています。弓削神社は式内社として全国に点在していますが、その由来、信仰からして全く違う毛色の神社といえるでしょう。
《一の鳥居》
車で境内まで進むことができます。
《二の鳥居》
左側に駐車場がありますが、このとき氏子さんが来てくれていたので開いており、普段は使えないかもしれません。
《表参道》
拝殿全体の写真撮り忘れた…
《由緒書き》
称徳天皇さまが崩御され後ろ盾を失い、和気清麻呂さんによって宇佐神宮の道鏡への皇位継承の託宣が嘘とバレて失脚したあと、この地に逃れてきたそうですね。
にしたって「大淫蕩」ってまぁハッキリと…
この道鏡の所業を見てまず思いついたのが、ロシア皇室とラスプーチンですね。
《本殿》🙏
ご祈祷を受けてきました。神主さんは保田窪本町の菅原神社さんが兼務しており、お時間を取っていただきました。
《木製の御神体》
引いたおみくじが真ん中の割れ目に刺さってます。木に結ぶような感覚でグサグサと。
縁結びや子宝の御神徳が主だっていますが、特にその由来から浮気防止の御神徳が特に強いようです。
こうした生殖器の信仰からこの形の御神体を奉納して祈願する風習ができたようですが、明治時代にこういった信仰が風俗壊乱とされたことで社殿ごと燃やされてしまったそうです。なんてこと…
《赤い御神体とお社》
日本各地には生殖器信仰の神社は沢山あり、かつては子供ができることがその村での繁栄に直結していたわけですから、信仰形態としてしっかりしたものです。
境内の末社はこれだけでしたし、もしかしてからが由緒書きにあった側社?
《低い鳥居》
おそらく先ほどの赤い御神体を撫でたりまたがった後、こちらの鳥居を願いを込めて潜るのかなと。
《生殖器信仰の由来》
👁チェックポイント‼️
他の生殖器信仰と違うのは、朝廷より追放された道鏡さんがこの地で藤子姫との出会いによって改心したことを由来としており、具体的に由来となった人がいるのは珍しい例です。というかここでの由来を真実とするなら、道鏡と孝謙天皇さまの間では…おっと、誰か来たようだ。
《授与所》
守札も御朱印も用意されていますが基本的には無人なので、お参りする際は先に連絡しておくことをオススメします。
神主さんは兼務社の業務で忙しいかもしれませんが、総代さんには連絡をとってくれるはずです。
《授与品》
浮気防止の御神徳にあやかる形で縁結びの御祈願をしてきました。
神主さんはとてもお話好きで親切な方で、遠方からの参拝となった私を最後まで心配してくださいました。是非良い人を見つけた暁には御礼参りに行きたいですね。
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