日蓮宗
妙光寺のお参りの記録一覧

妙光寺は日蓮宗の寺院で、山号を如日山といいます。開基は僧日念で、天文元年(1532)に創建されました。開山は唯常院と伝えられています。
● 妙光寺の縁起
新編相模国風土記稿によると、妙光寺は日蓮宗の鎌倉妙本寺の末寺であり、本尊に三宝諸尊を祀っています。江戸時代の文書では、開山は唯常院とされていますが、開基の名は不詳と記されています。一方、社寺明細帳には、天文元年に僧日念が開基したとの記述があります。
● 妙光寺の歴史
妙光寺は長い歴史の中で何度か無住の時期を経ています。文久二年(1862)に貞祐が住職となった記録が残っています。享保十四年(1729)の記録には、境内に若宮八幡(現在の一之宮八幡大神)や稲荷社があったと記されています。また、天明六年(1786)の記録によれば、妙光寺は複数の社木や年貢地を所有していました。
● 境内と所蔵文化財
境内には三宝本尊をはじめ、多くの仏像や絵画が収蔵されています。本尊の三宝本尊は、日蓮宗特有の一塔両尊形式で、中央に宝塔、左右に釈迦如来と多宝如来が配置されています。他にも、木造日蓮上人坐像、釈迦如来坐像、四天王立像、鬼子母神立像、十羅刹女立像、三十番神立像などが所蔵されています。
● 妙光寺と地域社会
元禄二年(1689)には、寺院坊舎に女人を抱えない旨を誓約した手形を本山妙本寺に提出するなど、当時の宗教法度を遵守していました。また、境内は時代とともに拡大し、明治時代には四一六坪の敷地を持ち、村内各地に農地を所有していました。
● 絵画と文化財
妙光寺には、天保十四年(1843)の不動明王坐像および二童子像、江戸時代の曼荼羅本尊、妙本寺の第二六世日芳による正徳元年(1711)作の曼荼羅本尊など、貴重な絵画も残されています。
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