円満寺のお参りの記録(1回目)
神奈川県西横浜駅

小雨の中、石段を登ると立派な本堂が現れました。濡れた緑がしっとりと美しく、静かな雰囲気に包まれていました。本堂の隣には大きな書院があり、御朱印はそこでいただきました。
円満寺は「天台宗本山別格阿富貴山安禅院円満寺」と号し、比叡山延暦寺の末寺にあたります。寺の起源は延暦十三年（794）と古く、たびたびの火災や信長の焼き討ちを経て再興を重ね、昭和三年に現在の横浜・久保町へ移転。平成二年に新本堂が落慶しました。長い歴史の重みを感じる、静謐で端正なお寺でした。