久里浜八幡神社のお参りの記録(2回目)
神奈川県京急久里浜駅

「お札・お守・守護矢・しめ縄以外のものは置かないでください」との案内があった。そのすぐ横には、だるまが一体。こちらの神社では、だるまの返納も受け付けているのだろうか？

昭和の頃は、あらゆるものをとにかく燃やしていた時代だった。ところがいつの頃からか、「燃やすとダイオキシンが発生する」と問題視されるようになり、たとえば通っていた学校の焼却炉も、使われなくなってしまった。

話がやや逸れたが、この近くに天神様系の神社があり、そちらではお焚き上げを行っていただけるのではないか、とふと思った。

授与品の返納は、正月三が日が理想だろう。けれども、現実にはなかなかそうはいかない。だから、自分には「多少日がずれ込んでも許容範囲」と言い聞かせている。

本来は、授与された神社に返納するのが筋というものだろうが、それはあくまで努力義務のようなもの。とはいえ、できる限りの努力はしているつもりだ。

そういえば、かつて一度だけ、だるまを拝受したことがある。芝東照宮にて、賽銭箱の隣に並べられていたものを頂戴した。そして、そのだるまは無事、芝東照宮へ返納することができた。

久里浜八幡神社に返納されたこのだるまは、いったいどのような過程を経て供養されるのだろうか――ふと、そんなことが気になった。