南方神社のお参りの記録(1回目)
鹿児島県鹿児島駅

鹿児島五社詣りの一つ、鹿児島市清水町に鎮座する南方神社に参拝しました。
「なんぽう」と読んでしまいそうですが、「みなみかた」と読みます。

鹿児島五社とは、島津氏が勧請したと言われる五社で、歴代の島津家から崇敬されてきました。
鹿児島五社詣りは以下となります。
一位：南方神社
二位：八坂神社
三位：稲荷神社
四位：春日神社
五位：若宮神社

基本的には無人の神社で、御朱印等もないようでした。
もしかしたら他の神社にて拝受できるのかもしれません。

境内にある案内板によると、もともとはかなり大きな神社だったようですが、現在は縮小され、社殿も新しく建て替えられたもののようでした。

＜御祭神＞
建御名方神　八坂刀売神

＜御由緒＞～境内案内板より～
島津氏が本拠を鹿児島に移したのは南北朝時代のことです。島津家第5代貞久は、東福寺城を攻め、鹿児島郡司矢上一族を追い、鹿児島に入りました。島津氏の城下町はこの城を中心に南へ南へと広がっていったのです。また、この時、出水山門院から移され、この地に建立されたのが南方神社です。南方神社は諏訪神社ともいい、建御名方命と事代主命を祀り、上町五社の第一社として歴代藩主の信仰が特に篤く、諏訪市（8月28日）と呼ばれた市は、西田市と並んで最近まで盛んでした。