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こうやまじ

甲山寺のお参りの記録(1回目)
香川県金蔵寺駅

投稿日:2023年06月13日(火)
参拝:2023年6月吉日
【医王山(いおうざん)多宝院(たほういん)甲山寺(こうやまじ)】
本尊:薬師如来
宗派:真言宗善通寺派
開基:弘法大師
 甲山寺は、満濃(まんのう)池の修築に深い関わりがある。壮年期の弘法大師(774-835)が寺を建立しようと幼きとき遊んだこのあたりを探していると老翁が現れ、この地にお寺を建立すべしとお告げをした。この地の岩窟に住む毘沙門天の化身と悟った大師はこの岩窟に毘沙門天を祀った。 その後、第52代 嵯峨天皇(809-823)の勅命を受け別当(監督官)として満濃池の修築を命じられた空海は、この地で薬師如来を刻み修法すると数万の人々が集まり、無事に工事を完成に導いた。821(弘仁12)年、その功績に対して朝廷から褒賞金が与えられ、その一部によって堂を建立したのが甲山寺のはじまりとされる。
甲山寺の山門
【74_T.Hamada's view】
 山門。
甲山寺(香川県)
【74_毘沙門天の岩窟】
 当時、頻繁に決壊していた満濃池の修復を命じられた弘法大師は、甲山の岩窟(毘沙門天の岩窟)で工事の成功祈願をしたとされる。大師を慕う数万人が集まり、わずか三ヶ月で完成したと言われる。(四国霊場開創1200年記念絵はがき)
甲山寺(香川県)
【74_毘沙門天の岩窟】
甲山寺(香川県)
【74_本堂】
甲山寺(香川県)
【74_大師堂】
甲山寺(香川県)
【74_中門】
 境内には、山門が2つ。本堂前に2つ目の山門(中門)がある。旧山門を中門として修築。
甲山寺(香川県)
【74_淡島大明神】
甲山寺の地蔵
【74_親子地蔵尊】
甲山寺の狛犬
【74_甲山寺のうさぎ】
 当山のご本尊「薬師如来」の脇侍(わきじ)、「月光菩薩(がっこうぼさつ)」の左手に持った月から飛び出したといわれるうさぎ。2羽の親子うさぎは、なでながらお参りできる「なで仏」として親しまれている。
甲山寺の御朱印

すてき

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