かんだにじんじゃ
神谷神社のお参りの記録一覧
【必見である。100年後も1000年後も在ってほしい神社。感謝を言い尽くせない】
神谷神社(かんだにじんじゃ)は、香川県坂出市神谷町、白峰山の麓に鎮座する神社です。
主祭神は火結命(ほむすびのみこと)です。
坂出市観光協会主催の「『崇徳上皇の足跡と国宝神谷神社をめぐる』ツアー」にて参拝いたしました。
(本ツアーは毎月第3日曜開催、詳細は下記URLご参照くださいませ)
https://www.sakaide-kankou.net/events/townwalking/sutoku_tour.html
有難いことに、今回神主様にご案内いただき、本殿を間近で見させていただくことが出来ました。
神谷神社の本殿は、「建築年代が判明している」流造社殿として最古のものであり、国宝に指定されています。
棟木には建保七年(西暦1219年)に本殿を再建したことを記す墨書銘が残っているようです。
(京都の宇治上神社本殿が年代測定技術により最古の流造社殿であると判明していますが、建築年代は判明していません)
正面から見える表柱は強度を保てる極限にまで細く仕上げられており、その精緻な技巧に目を見張る一方で、あまり目につかない背面は少々粗削りに造られています。
手掛けた宮大工の要領の良さ。熟練の為せる技でしょう。
本殿と拝殿との間の距離が長いのですが、これは過去に拝殿が火災で焼失したときに、あわや本殿も延焼するところであった経験を受けて、拝殿を再建する際に取られた距離であるとのことです。
神谷神社には,本殿以外にも多くの重要文化財を所有されています。
なかでも、阿・吽一対の木造随神立像二体(鎌倉初期)は、随神像としては全国的にも珍しい立像であり、これまでエルミタージュ美術館、プーシキン美術館、シアトル美術館等、世界の名だたる美術館に貸出展示されてきました。
木目が随神の顔の造形や袍の曲線と見事に呼応しており、彫刻者の技術の高さが伺われます。
他にも大般若経写経六百巻(おそらく鎌倉末期)・法楽連歌(明応5年=西暦1492年)・舞楽面・木造狛犬(鎌倉時代)等の数多くの貴重な宝物を所有されており、本社が神職や氏子の方をはじめ、これまでいかに深く人々に崇敬され、篤く護持されてきたのかを思い知らされます。
神様の恵みに感謝すること。
その崇敬や感謝の念を、建築や舞楽、彫刻や書など、目に見えるもの・かたちあるものに受肉させること。
そしてそのかたちあるものを、ひとびとが共同し脈々と守っていくこと―文化としての神道の姿を学ばせてもらうことが出来ました。
ご案内いただきました神主様、坂出市観光協会の皆様、このような貴重な学びの機会を頂き、本当に有難うございました。
本殿
極限まで細く仕上げた表柱
阿・吽一対の木造随神立像二体(鎌倉初期)
法楽連歌(明応5年=西暦1492年)
舞楽面
木造狛犬(鎌倉時代)
平成31年の初詣で参拝しました。
讃岐国の式内社であり、本殿は創建年代の判明している三間流れ造の中で最古のものとされ、数少ない国宝に指定された貴重な神社です。
そのほかにも重要文化財や、市指定文化財などを複数保有しており、小さいながらも大変由緒のある神社です。
ブログに詳しい感想を投稿しましたのでご覧ください。
一の鳥居
國寶と彫られた岩
説明
正一位神谷神社とかかれた社標
由緒書き
参道
国宝・文化財説明
末社の荒神社
拝殿
末社群
本殿後ろ
授与品の土鈴
国宝の本殿
3月より新しくヒノキの御朱印帳が頒布されています。
神谷神社は火を司る神、火結命(ほむすびのみこと)、奥津彦命(おきつひこのみこと)、奥津姫命(おきつひめのみこと)をお祀りしてあり、火とかまどの神様として知られています。
また本殿は、建造年が分かる流造社殿の中で日本最古のもので、国宝に指定されています。国宝に指定されています。
その、「火とかまど」と「国宝の本殿」の2種類の御朱印帳ができました。
飛鳥工房が製作を担当させていただきました。
是非お参りくださいませ!
大判:12cm×18cm
【火とかまどの御朱印帳】
表面は、火とかまど。
火の先には、神様が宿るとされる「松」をデザインしました。
やわらかいヒノキの木と、あたたかいかまど。
そして火の粉に宿る神様をイメージする、やさしい印象の御朱印帳です。
裏面は本殿の国宝をそのままデザインしました。
神谷の読み方は「かんだに」。みなさんに正しく読んでもらいたいので、ローマ字表記を加えました。
神谷神社さんの裏には「神谷川」が流れていて、ホタルがたくさん飛ぶそうです。
月とホタルのイメージを合わせて、瑠璃紺の空の中にふわっと光る色を作りました。
【国宝本殿の御朱印帳】
国宝の本殿のまわりにホタルが飛んでいる表紙です。
かっこいい、歴史ある本殿を主役にしました。
裏面は火とかまど。「讃岐國・坂出」の文字が入っています。
【ご支援下さい】 2022.9.27 落雷による火災で、国宝の本殿の檜皮(ひわだ)葺きの屋根が焼損。
本殿の修復や防災設備の修繕等のためのクラウドファンディングが行われています。
https://readyfor.jp/projects/kandani
(2023.1.11まで)
今年の3月よりご縁をいただき、御朱印帳を製作させていただいている飛鳥工房の「ジュン(ニックネーム)」と申します。
この9月27日に、思いもよらない落雷により国宝の本殿の檜皮(ひわだ)葺きの屋根が焼損しました。鎌倉時代の前期に創建され、三間社流造の神社建築としては国内で最も古い社殿として国宝に指定されている大変貴重な本殿です。
この大切な本殿を修復し防災設備の修繕を行うための、クラウドファンディングがはじまりました。
【2023.1.11まで】
是非多くの方にご支援をいただけたらと思います。
クラウドファンディングページ
https://readyfor.jp/projects/kandani
私たちも微力ながら、御朱印帳をお作りすることでお手伝いさせていただくことになりました。
クラウドファンディング用に若干カラー・デザインが変更となる予定です。
どうぞ多くの方にご支援いただけたらありがたいです。
よろしくお願いいたします。
飛鳥工房
国宝の本殿の檜皮(ひわだ)葺きの屋根が焼損しました。
神谷神社宮司様・禰宜様・権禰宜様です。
リターンの御朱印帳です(クラウドファンディング用に色等変更あり)
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