八十場の霊水
ここ「八十場」には霊水の伝説があり、古代に南海の大魚を退治しに向かった讃留霊王ら88人の兵士が大魚に船を呑まれて倒れたとき、横潮明神が泉の水を持ってあらわれ、その水を兵士に飲ませたところ、全員が命を吹き返して助かったといいます。
それからこの泉は「弥蘇波(転じて「八十場」)の霊水」と呼ばれるようになり、現在もその泉から水が湧き出ています。
崇徳上皇が亡くなった際に、亡骸の処遇について京から返事の使者を待つあいだ、金棺を冷たい八十場霊泉に浸し、清水をかけ続けたところ、21日間すぎたのちも上皇の顔はまるで生きているごとくだったという伝説も残っています。