はやちねじんじゃ
早池峰神社
岩手県 遠野駅
岩手県遠野市にある早池峰山にある早池峰神社です。
岩手県には同じ名前の神社が数社ありますが、私が参拝したのは遠野市の社です。
実は私が神社巡りを始める最初のきっかけとも言える場所で、初めてお伺いしたのは昨年(令和3年)の4月29日の昭和の日。
遠野の早池峰神社には座敷童子が住んでいると言われており、毎年昭和の日に座敷わらしの祈願祭が執り行われます。
もともとスピリチュアルな事象が好きな事もあり、座敷わらしにお近づきになりたい思いから行ったのがきっかけです。
このときにはまだ御朱印集めや神社巡りの意識はなく、祭事を観るためにいったのです。生憎の雨天で祭事は縮小されていましたが、いつか撮影した写真に雨天時とは思えない明るさのものがあり、不思議な体験をしました。
今年(令和4年)、また改めて昭和の日に参拝し、神社巡りの出発点として自身初の御朱印を頂きました。
祭事の時間よりだいぶ早く着いたこともあり、忙しい中でも快くご対応頂きました。
この時も、御朱印を書いていただいてる間、静かに待っていると、背中だけに何故か湿布を貼られたような清涼感を感じるという不思議な体験をしました。
もしかしたら座敷わらしさんのイタズラかも知れません。
祭事を動画撮影しましたが、幾つかオーブのようなものが遊んでるように舞うのが映っていました。
祈願祭が終わると、地元の子供たちによる神楽と剣舞が披露されます。
とても可愛く勇ましい舞に見とれてしまいました。
因みに、こちらの神社は普段人が滞在して居られないようです。御朱印を求められる場合は祭事がある日か事前に連絡されることをお勧めします。
記念すべき最初の御朱印!座敷わらしの印が可愛いです!
昨年雨天時の祭事を撮影。かなり雨が降っています。
同じく昨年の写真。境内側から参道を撮影したのですが、かなり雨が降っていたにも関わらず明るく撮れました。もちろん加工などしていません。
こちらは今年の写真。
本殿内では座敷わらしの人形を賜った方々が御祈祷されています。
夜に参拝しました。
山中にあるため、真っ暗で怖さも若干ありましたが、遠野滞在中にお世話になった民宿のオーナーさんに案内していただき、静かで雰囲気のある参拝ができました。『遠野物語』を読んで行ったからか、言葉では説明できない、なんとも不思議な気分になりました。本堂前に着くと、自動で設置してあるライトが点灯します。しかし、そこにたどり着くまでは本当に一切光がないので、できるだけ強力な懐中電灯などを持っていくことをおすすめします(もちろん夜参拝する場合です)。奥には又一の滝という早池峰神社の御本尊的存在の滝があるので、次は昼間か早朝にでも参拝に行ってみたいです。
近くには廃校となってしまった小学校があるのですが、そこにはいろいろ遠野関係の展示などをしているらしいです。昼間であれば行けるのではないかと思います。ちなみに、このあたりは座敷わらしの伝承があるので、そこも意識していくと面白いかもしれません。ただ、前述の通り山中にあるので、車で行くことをおすすめします。また、標高も遠野市街地とはある程度の差があるので、気温に注意して羽織ものなど持っていくと快適だと思います。
本堂
奥に参道が延びる。
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