今月の御朱印には季節の花「朝顔」と、夏の土用と聞けば思い出される鰻をあしらいました。
朝顔は中国原産の植物で、はじめは薬草として流通していましたが、奈良時代に日本にもたらされて以降は観賞を目的として広く愛されていきました。朝顔は突然変異を起こしやすい植物と言われ、品種改良により様々な色や模様、形の朝顔が生み出され、江戸時代には特に流行しました。多くは七夕の頃に花を咲かせることから、朝顔の花が咲くと彦星と織姫の逢瀬が叶った印と言われ、七夕の朝に花開いた朝顔は特に縁起物とされました。
また鰻につきましては、春夏秋冬の境目にある十八日間を指す土用のうち夏の土用(今年は七月十九日から八月六日まで)に食すとよいと言われる食べ物のひとつです。土用とは「土旺用事(どおうようじ)」、土の気が盛んになり土に関わる神々が支配する期間と言われ、この時期に行うと運気を上げるとされる様々なしきたりがあります。そのひとつが、夏土用には「う」のつく食べ物や黒い食べ物を食べるとよい、というもので、胃腸を労り滋養のあるものを摂ることで、暑い夏を乗り切り秋に備えるというものです。鰻のほかにうどんや梅干し、瓜(きゅうりやすいか、かぼちゃなど)などが挙げられます。
ご参拝の皆様が、神様方のお護りのもとにこのひと月を華やかにお健やかにお過ごしになられますようお祈り申し上げます。
#志賀理和氣神社 #赤石神社 #志賀理和気神社 #御朱印 #ご朱印 #ご朱印巡り #月替わり御朱印 #直書き御朱印 #うなぎ #鰻 #朝顔 #あさがお #花 #夏土用 #土用 #土用の丑の日 #夏空 #虫取り #青空 #夏 #ノスタルジー #ひまわり #向日葵 #トンボ