はせざんかんのんいん|高野山真言宗|長谷山
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長谷山観音院の御朱印・御朱印帳
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ひがし茶屋街を進んだ先にあります
御朱印は直書きは基本事前予約のみ
あとは御朱印帳を預けて郵送対応も可能のようです
予約無しで伺ったたので、たくさんある御朱印のうち、御本尊の十一面観音と見開きのカラフル御朱印『揺れるこころ』を頂きました
#観音院
参拝時は本堂に善女(ぜんにょ)龍王の仏画が懸かっていた。
#善女龍王 #清瀧権現
高野山の中門をくぐって壇上伽藍に入り、すぐ右手。蓮池という小さな池のほとりに、善女龍王社という祠がある。そこの主が善女龍王。江戸時代に初めて祀られたそうだ。
真言「オン メイギヤ シヤニエイ ソワカ」とある。多分これは彼女専用の真言ではなく、龍神一般に有効だと思う。真言陀羅尼という書籍によれば、龍神の真言は「ノウマク サンマンダ・ボダナン メイギャシャニエイ ソワカ」。
密教大辞典によれば、シャカラ龍王の三女。別名、清瀧(せいりょう)権現。孔雀経や請雨経の挙げるそれぞれ約180の龍王の中に彼女の名は無く、他の儀軌にも登場しないと。
唐の青龍寺に鎮守として招かれ、青龍寺という寺号も彼女に由来するとある。弘法大師が学んだのも青龍寺で、彼は帰国後、神護寺(京都市右京区)へ彼女を勧請した。また、荒波を越えてきたという意味でさんずいへんを付け、清瀧と改めた。数十年後、理源大師が彼女を、自ら開いた醍醐寺(京都市伏見区)へ移したと。確かに、醍醐寺には清瀧権現を祀る清瀧宮がある。あちらのHPによれば、醍醐寺の総鎮守。
ところで、善寳寺(山形県鶴岡市)によれば、あちらが戒道大龍女と呼んで祀る龍神は、シャカラ龍王の三女だそうだ。そうすると彼女は善女龍王のはずだが、不思議と明確な記述を見ない。
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