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行方市根小屋にある八幡神社にお詣りして来ました。
早朝、神宮でバイトしている娘を送り届けたあと北浦沿いを車で走行していると、筑波山がキレイに見えました。
今年のお正月は天候に恵まれて絶好のお詣り日和です。予定を変更して、以前から気になっていた神社へお詣りすることにしました。
北浦大橋を行方方面に進路を変えます。
橋を渡って行方側に着くと、北浦の向こうから御天道様が登っていました。あまりにキレイだったので車を停めて撮影しました。
途中、左手にさつま芋のテーマパークを見ながら進みます。
戦後の食糧難をしのいだのは茨城から供給された芋苗のおかげだったという話を聞いたことがあります。現在も薩摩芋の栽培が盛んで至るところに干しいもや焼き芋の看板が見られます。
コンビニで車を停めてここからは徒歩で向かいます。住宅地の間に参道らしき道が現れました。
この辺りは根小屋地区と言いますが、根小屋は山城の城兵が住み着いた集落という意味らしいです。正面に見える山が相賀(おうが)城になります。
鳥居をくぐると、急勾配の階段が現れます。
途中、湧水がありました。
この辺りの古い神社は、湧水と神社が必ずセットになっています。鹿島神宮の御手洗の池や大生神社の思井戸など。むしろ湧水に対しての信仰があり後から神社を祭ったのでは?と思ってしまいます。
更に進むと空堀らしき谷間が現れます。この場所が神社でありお城であることがよくわかります。仮に籠城した際、飲み水を確保為には湧水までのラインを死守しないといけません。参道も真っ直ぐではなく山肌を斜めに登るこの地域のお城の特徴が現れてます。
拝殿です。
本殿です。
おまけの情報で、この神社の直ぐ近くにナウマン象の化石が出土した場所があります。
最近、国立歴史民俗博物館の第一展示室(先史~縄文時代)がリニューアルされたと話題になりました。ここに巨大なナウマン象の展示がありますが、実はこの場所から出土した化石がモデルになっています。
縄文マニアの方、是非お越しください。
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