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御岩神社ではいただけません
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おいわじんじゃ

御岩神社のお参りの記録(1回目)
茨城県小木津駅

投稿日:2021年09月03日(金)
参拝:2020年8月吉日
御岩神社(おいわ~)は、茨城県日立市にある神社。旧社格は村社。祭神は国之常立神、大国主神、伊邪那岐命、伊邪那美命ほか22柱で、御岩山全体で188柱の紙を祀る。

創建は不詳。奈良時代初期に編纂された『常陸国風土記』には、「かびれの峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」との記述がある。また、御岩山山中から縄文時代晩期の祭祀遺跡が発掘されており、古代から信仰の地であったと考えられている。江戸時代には、水戸藩初代藩主・徳川頼房が出羽三山を勧請し水戸藩の国峰に定め、歴代藩主が参拝した。2代藩主・徳川光圀は、大日如来を本地とした御岩大権現に改称した。9代藩主・徳川斉昭は敬神廃仏の方針から神仏分離を行い御岩神社を唯一神道に改め、僧侶、修験の神社奉仕を禁じた。明治時代の廃仏毀釈により、大日堂、仁王門などが取り壊されたが、現在でも多くの仏像が祀られているなど神仏習合が色濃く残っている。なお近年は、パワースポットとしてマスコミやネットで取り上げられ注目を集めている。

当社は、JR常磐線・日立駅の北西10kmほどの、御岩山北西側にある。御岩山西側斜面一体が神域となっていて、境内入口の鳥居から頂上付近の奥宮「かびれ神宮」にかけて社殿が点在している。境内入口から背の高い古木が林立したエリアに突入するので、神聖な雰囲気が半端ない。苔むした仏像、燈籠、石碑が悠久の時間を感じさせてくれる。当社社殿は入口から徒歩15分ほどで到着し、登り傾斜も大したことはない。ただ、奥宮を目指す人は総じて登山装備で奥に進んでいたので、それなりにハードなのかも。

今回は、御朱印本などにも取り上げられている人気の神社として参拝することに。参拝時は週末の午前中で、真夏でも山中で涼しいからか、参拝者は大勢いた。
御岩神社の鳥居
<御岩山>入口。この右側に駐車場がある。
御岩神社(茨城県)
境内入口の<鳥居>と<社号標>。この左側に授与所があり、御朱印はこちら。
御岩神社の歴史
鳥居をくぐって、すぐ左側にある<祓戸神社>。
御岩神社の建物その他
前を向くと、天に向かってまっすぐ伸びる杉の高木たちが迎えてくれる。すぐに<古社>の雰囲気に浸ることができる。
御岩神社の末社
参道進んで左側にある<愛宕神社>。
御岩神社(茨城県)
やがて参道右側には、ひときわ高くて太い杉の木が現れる。
御岩神社の自然
こちらが御神木の<御岩山の三本杉>。茨城県の天然記念物で、樹齢500年、樹高50m、幹周8.5m。地面から3mのところから幹が3本に分かれている。
御岩神社の山門
三本杉を過ぎると、大きな<楼門>が現れる。大仁王門とも呼ばれ、楼下には仁王像が睨みを利かせていている。明治の廃仏毀釈で取り壊されたが、近年再建されたとのこと。
御岩神社の建物その他
仁王門を過ぎても、きれいなスギ林が続く。森林浴が気持ち良い。
御岩神社の建物その他
やがて参道の先に建物が見えてくる。
御岩神社の建物その他
この建物は<斎神社回向殿>。天御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、八衢比古神,八衢比賣神、これら神々に加え阿弥陀如来を合わせて祀る神仏習合の社。
御岩神社の末社
<斎神社>の内部。正面の厨子に<阿弥陀如来>が祀られている。
御岩神社の芸術
天上の<雲竜図>。2016年の茨城県北芸術祭出品作。岡村美紀氏の筆による。
御岩神社の鳥居
先に進むと、扁額に<賀毗禮神宮>と書かれた<鳥居>。賀毗禮(かびれ)とは御岩山の古称で、賀毗禮大神宮はかつて水戸藩の祈願所となった御岩大権現、すなわち御岩神社奥宮のこと。
御岩神社の建物その他
<大日堂>。大日如来坐像を安置している。
御岩神社の建物その他
さらに進むと、いよいよ社殿が見えてくる。手前には<神橋>。
御岩神社の手水
神橋を渡ると左側に<手水舎>。
御岩神社の本殿
階段を登ると、中央に社殿、両側に提燈が掛かっている。
御岩神社の本殿
<拝殿>全景。国之常立神、大国主、伊邪那岐、伊邪那美ほか22柱の神々を祀る。御岩山全体で188柱の神が祀られている。
御岩神社の本殿
<拝殿>正面。水戸藩の祈願所なので、神社幕には三つ葉葵。
御岩神社の本殿
<社殿>全景。大きな拝殿に比して、神明造の本殿は小さめ。拝殿、本殿ともに新しい感じなので最近改修されたものなのかと。
御岩神社の末社
社殿右側奥にある<稲荷神社>。鳥居の両脇には狛犬ではなく<ゑびす神>と<だいこく神>の像。
御岩神社の末社
社殿右側手前には<姥神(うばかみ)>。元御岩山結界石造で子育・安産に御利益とある。
御岩神社(茨城県)
<入四間不動明王>と<八大龍王神>が一緒に祀られている。
御岩神社の狛犬
拝殿前の<狛犬>。良い感じに苔生している。
御岩神社の本殿
最後にもう一度、<社殿>全景。奥宮には登拝せず、ここで参拝終了。
御岩神社の周辺
帰り道。やはり当社の最大の魅力の一つはこの<社叢>。
御岩神社(茨城県)
木々の根元は美しく苔むしている。

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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