月讀神社

茨城県 ひたち野うしく駅

近くに用事があったので、少し早めに行って神社を参拝することにしました。

以前この辺りに来たときに神社があるのは確認していましたが、道幅が広くなっている辺りに車を停めて歩いてみると、途中にある放置されたと思われる竹林から、竹をぶつけ合うような音がずっとしていて、昼間なのに少し怖い感じがしました。

神社の入り口の鳥居付近は、あまり陽が当たらないのか、本殿は明るいのですが少し薄暗いです。
通常、神社は鳥居から入っていくような作りになっていると思うのですが、道路と境内の境がはっきりしておらず、鳥居を潜らなくても誰でも入れる無法地帯のようになっています…

落ち葉はまとめられており、お掃除はされているし、新年を迎えるための準備も少しづつしているようには見えるのですが、他の神社で感じるような清々しさと言うのでしょうか、そう言ったものを感じられず、どちらかと言うと神社では感じたことがないおどろおどろしい感じがしてしまいました…

参拝のあと、用事で行った先で神社の話をすると、数年前に放置竹林から出火して火事があり、神社もその被害に遭ったとのことでした。

もしかして私が感じた嫌な感じは、その時の記憶がこの土地に染み付いて伝わったのかもしれないと思いました。

たまに宮司さんが来られるそうです。

神秘的なツキヨミを祀るこの神社を以前から知っていても、気が向かず先送りしていたのですが、どうやら今日は縁日が予定されているとの情報を得たため急遽参拝。
縁日はなかったのですが、社務所が開いて人がいる！鳥居から入場し、境内を見学してから社務所に向かい、書置きの御朱印をいただくことができました。
拝殿の彫刻が素晴らしいですね。彫が深く立体的です。拝殿内にも彫刻がありました。本殿の背に摂社があり、扉が開いていました。どんな由緒か、聞きそびれてしまいましたが、調べてみようと思います。

お社は立派で彫刻など装飾も見物ですが残念ながら手入れが行き届いているとは言えません。
月読尊を主祭神としている数少ない神社ですので、この様な神社こそ神社庁で管理して頂きたいものです。