きたむきじぞうどう
坂東市寺久の北向き地蔵堂のお参りの記録一覧
萬蔵院さんからのお参りの帰りに、偶然巡り合いました。
遠くからでもよくわかる、お堂と、それを護るかのごとく寄り添う松の樹、とてもよく目立ちます
寺社仏閣ハンターの方々には、まず見落とすことはない存在感。
お堂と、樹のバランスが絶妙。それなりの年月を重ねていることが、ひと目でわかります。
今はT字路になっている場所に建っておりますが、かつてはどうだったのでしょうね?
しかしひとつだけ確実なことは、お地蔵さんが集落への入り口に立っていらっしゃるということ
おそらくは古道と言ってもいいくらい、集落へ向かう道は、くねくね。
その道沿いに家々があるのです
お堂は、たぶん、後付けなのかもしれません。
鎮座されているお地蔵さんは、わりとコンパクト
いわゆる野仏であったのではないでしょうか?
お堂の格子から中をのぞくと、しろ石の仏さまがいらっしゃる
パッと見、お大師さん?と見えてしまいますが、お地蔵さんでした。
お堂周囲・内陣とも、びっくりするほど小ぎれいにされています。
地元の方々の、お地蔵さんを大切にされている心意気が、伝わってくる様子です。
わたくしが周りを歩き回っていると、不審者と思ったか、地元の方が声を掛けてきました。
”普通はお地蔵さんは南向きに立っているところ、ここは北を向いているんだよ、珍しいだろう?”と、茨城弁で説明してくれました。
なぜ・いつ・どうして? という肝心なことには説明なく、カブ号で走り去ってしまいました。
しかし、そのひと言がなければ、北を向いたお地蔵さん、という実は重要なことには気が付かず、お参りを終えていたのかも知れません。
いま思っても、その出会いには感謝です!
ありがとうございました。
こういう出会いがあるから、寺社仏閣ハンターは、止められません‼
2021/7/11 新調したカメラで撮った写真では、お地蔵さまは、錫杖を右手に持ち、左には嬰児を抱いていらっしゃっていることがわかりました‼️
こちらも子安-子育て地蔵さまでいらっしゃるようですね。
想像するに、いわゆる口べらし、と無関係ではないのでしょうね、、、、
地元住民の方々が飲み込んできた子どもに対する、明と暗、これをこのお地蔵さまはお示しくださっているように思ってしまいます。
2022.3.20再度お詣り
ミドリがこれからという時期、また別の雰囲気がありますね。
やはり、衆生の生活の中にある信仰、風景の中によく溶け込んでいます
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