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すみよしじんじゃ

住吉神社の御由緒・歴史
茨城県 結城駅

ご祭神《主》表筒男命,中筒男命,底筒男命
《配祀》高椅神社
ご由緒

住吉神社の創建は不詳ですが南北朝時代の康永2年(1343)、結城7代直朝は北極星を守る北斗七星から領内の由緒ある7つの神社を結城七社(牛頭天王・住吉大明神・大桑大明神・高椅大明神・八幡宮・大神宮・鷲宮大明神)と定め庇護し住吉神社もその一社に数えられています。
伝承によると直朝が関城の攻略の際、北斗七星に戦勝祈願すると見事念願成就した事から北斗七星を信仰するようになったと伝えられています。ただし、歴史的には遡るほど2年前の暦応4年(1341)に直朝は関城攻略戦で破れ戦死しています。
以来、結城家の崇敬社として庇護され社領の寄進などが行われ、結城秀康(徳川家康の2男、結城家の養子となり十八代目となった。)も篤く帰依し社領9石を安堵し、越後に移封された後も名代が参拝に訪れたとされたと伝えられています。
江戸時代に入ると結城藩主水野家から庇護され文政5年(1822)に火災で焼失後、藩命により天保元年(1830)に社殿を再建しています。
現在の住吉神社社殿はその当時のものとされ拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺、正面千鳥破風、正面1間軒唐破風向拝付、桁行6間。本殿一間社、流造、瓦葺、朱色の着色され歴史を感じる事が出来ます。

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