愛宕神社のお参りの記録(1回目)
茨城県土浦駅

例祭の準備をしていた氏子の方から､拝殿内を見てください、と声をかけて頂きました。
ありがたく､上がって拝見すると、天井絵や絵馬など見応えありました。
天井絵は色が薄くなっていて、いつもは閉め切っているので保存状態が良くないそうですが､一面に描かれている。
絵馬は軻遇突智なので火消しですね。
天狗のお面は迫力満点💯
壁に横たわる朱色の木製の納め刀は、神奈川県の大山阿夫利神社まで担ぎ、1年ごとに行き来していたそう。その労力はすごい！由緒は源頼朝ですね。
また、本殿には御神体の地蔵があり、22年おきにご開帳と言って扉を開けて見ることができる。令和4年に行われたので、次に拝見できるのは19年後です。
屋根は茅葺き､厚みがあってボリューム感､何年もかけて修復中だそうで、今年も採集できたカヤをふくそう。
カヤは色んな建物で需要があって、一度にたくさん集めて､一気に修理することができないそう。
職人さんも80代の方で、文化の継承は難しくなって来ていますね。
氏子も代が変わると手伝いも減って、これからの神社の維持が課題のようです。
全国的にも同じような傾向がありそうですね。
運良く内部を拝見させて頂き、今日は良い縁に恵まれたようです。感謝です。