りゅうせんいん|曹洞宗
竜泉院のお参りの記録一覧
曹洞宗のお寺さんですね
境内にある頌徳碑によると、東谷山龍泉禅院 とあります。
開山は文和元年(1352)とのこと。戦国時代には不遇の時代があったようで、享保年間に再興なったとのこと。
愛宕山の足元から、くねくね、車一台の道幅の生活道路を登りますと、参道前に至ります。集落のどん詰まり。
わたくし的には、駐車場がわかり辛かったですね。オープンスペースがどこも、どなたかの敷地のように思えて、少し戸惑いました。
これは何よりも、こちらのお寺さんが、地元の方々を檀家さんとされていることの証左でありましょう。
杉の高木に囲まれた参道を行きますと、門に行きつきます。
石段を上がり、境内へ。曹洞のお寺さんによく見られる枯山水的な風景は、一部だけになってしまいます。曹洞のお寺さんを見慣れている参拝者さんには、ちょっと、あれ?って思うかもしれません。
若干の寂しさはありますが、しかしきちんとお手入れされている清潔感はあります。
本堂にまずお詣り。ご本尊は、自分の目では拝めませんでした。
墓地が山の斜面に、段々と設けれられていて、御霊に観られている感が強い! しかも墓石ひとつ一つが自分の家名を自己主張していて、静かな山間のお寺さんながら、何かとてもにぎやかな感じがします。
境内の奥、山斜面中腹には、龍神さまのお宮があります。
推察するに、地元の方々にはまず龍神さまの信仰があり、後日、お寺さんが入ってきた、という感じですかね。
伺ったのが、未だ梅雨の盛り、集落をめぐる側溝は山から流れ落ちる水がザンザン音を立てており、龍神さまがまさにこの山々におわすことを主張している。これでは地元の方々は龍神さまの御在所を設け、奉る外ありません。
八百万の神々から、仏の信仰へという流れが見て取れます。
墓碑を見て回ると、信仰心の高さなのか、戒名に院号が多い!感じがします。
あるお墓では、入っていらっしゃる方はお一人ながら、院号が 天凛院〇〇〇〇 とありました。一見したとき、天璋院(篤姫?) と見間違ってしまったという間抜けなわたしですが。
わたくし的には、境内中央の大きなお地蔵さんと、法華千部経供養塔が
いい感じでしたね。
結局、生身の方にはお会いできませんでしたが、しかし、この地に古から生活されて来た方々と邂逅できたような気がして、とても良かったですね。
またお詣りさせてください。
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