法華寺のお参りの記録(1回目)
茨城県殿山駅

茨城は歴ヲタの黄門様が明治に先駆けて神仏分離を行ったり、佐竹氏時代に積極的に導入された八幡神を「八幡潰し」と呼ばれるほど徹底的に整理して元の祭神に戻してくれたおかげでユニークな神社が多数現存(＊ﾟ∀ﾟ)=3
一方、お寺に関しては、これも寺社整理の一環で当時領内にあった寺院の約半数を廃寺にしてしまったそうなんですが、由緒正しい寺院はちゃんと保護・支援をしたため魅力的な寺院もたくさんあります♪

ちなみに廃寺理由のほとんどは「不行跡」とのこと。
まぁ少し前の時代の一向宗とか法華一揆のように当時のお寺は半ば武装勢力ですしw 黄門様は仏教より勤皇・儒学マンセーの人だしね。
この時、2人の寺社奉行を任命して事に当たらせたそうですが・・・ﾊｯ! 助さん格さんか!?Σ(ﾟДﾟ) 彼らが懲らしめたのは悪代官ではなく生臭坊主だったのねw

・・・まぁそんなワケで行きたい所は無数にあったのですが、今回は断腸の思いでほぼ神社に限定(>_<)
しかし一寺くらいは仏様も拝みたいと思い、道すがら見つけたこちらのお寺を訪問しました。
名前から明らかに日蓮宗、久々に御首題がいただけるか♪(ﾟ∀ﾟ)

住宅街の奥まった所にあるお寺でした。
由緒はよくわからなかったのですが、創建は明治14年と比較的新しい様子。
感じの良い御住職で、看板にあるように相談とか奇門遁甲なんかもやってるようなので、せっかくだから今の仕事の悩みも相談してくれば良かったかも(^^;
御首題帳を渡したら、驚くことに一つ前のページあった群馬の本妙寺とか栃木の妙建寺をご存じのようだった！Σ(; ﾟДﾟ)
前の本妙寺の御住職も同じような感じだったし、日蓮宗のお坊さんって寺院間の繋がりとかネットワーク広いんですね(・・;)
御朱印に比べてなかなか増えない御首題ですが、これで北関東3県のお寺が一つづつ揃いました♪