一乗寺のお参りの記録(1回目)
兵庫県播磨下里駅

#西国三十三所 PR大使のみほとけです

札所のお寺をご紹介🙏🏻🪷

♦︎第二十六番　一乗寺
本尊 #聖観音菩薩 (秘仏)

兵庫県加西市

こちらも紅葉が眩しい名刹。

御詠歌にも
「春は花　夏は橘　秋は菊　いつも妙なる法の花山」

とあるとおり🍁

写真1枚目は本堂。

写真はないけれど、平安時代(1171年)に建てられた22メートルの三重塔が手前に堂々と建っています。

お寺が創られたのは飛鳥時代の「法道仙人」だという伝説が残ります。

この仙人はなんとインドの霊鷲山で悟りを開いた500人の仙人のうちの1人で
雲に乗って、中国、百済、を経て日本に飛んできたという！

播磨には法道仙人が建てた、または創建に関わったお寺が90以上もあるのです！

すごい影響力。

法道仙人は瀬戸内海の船まで飛んでった、とか、米俵が船から一緒に飛んで帰ってきた、とか、伝説多数。

伝説を噛み砕くと、この加古川流域は穀倉地帯で稲作をはじめとした農業の指導者をしていた有力な「誰か」がいたのは間違いないとのこと。

649年に孝徳天皇の病気平癒の祈祷をして無事快癒。

この地には天皇さまが訪れて祈祷をしたり、
鎮護国家の道場として、播磨の仏教拠点として
大きく栄え、1400年の歴史が伝わります。

遥かな歴史に思いを馳せるお寺です