いちじょうじ
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一乗寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年10月19日(水)
参拝:2022年10月吉日
兵庫県の寺院巡りの2寺目は、兵庫県加西市に在る法華山 一乗寺です。1寺目の圓教寺から東へ約20kmの所にあります。西国三十三所観音霊場 第26番。
天台宗で、本尊は聖観音菩薩(秘仏)。
この秘仏本尊・銅造聖観音菩薩立像は重文で、お前立の銅造聖観音菩薩立像も重文、更にもう1躯の銅造観音菩薩立像も重文です。本尊以外の2躯は宝物館に安置されていますが公開日は4月4日と11月5日の年2日です。公開日以外でも事前に申込みすれば拝観可能です。(有料拝観500円)
創建は650年、孝徳天皇の勅願により、法道仙人の開山と伝わります。988年には花山法皇が行幸されて本堂(金堂)を大悲閣と命名し、西国三十三所観音霊場 第26番に定めたとの事です。法道仙人は天竺から紫雲に乗って日本まで飛来してきたと伝わる仙人なので実在は定かではありませんが、7世紀後半の白鳳時代の金綱仏が遺されていることから、かなり古刹なのは間違いないと思われます。
寺院の東側、道路沿いにかなりの台数が停めれる駐車場(300円)があります。
山門はありませんが、川に架かる小さな石橋を渡れば境内です。目の前直ぐに石造笠塔婆(県指定文化財)があり、入山受付で入山料(500円)を納めて石段を上がります。1段目の石段を上がると広くなって左側に常行堂。2段目の石段を上がると右側に法輪堂(経蔵)、左側に国宝・三重塔、平安時代の1171年に建立、よくもまあ800年以上も前の建物が火災にも遭わずに遺っているものです。現存している室町時代以前建立の三重塔は国宝指定が殆どです。(奈良の法起寺・薬師寺・當麻寺・興福寺、京都の浄瑠璃寺、滋賀の西明寺・常楽寺、等13塔) 3段目の石段を上がるとやっと本堂(金堂)がある所です。年配の方等には中々厳しい上りです。
本堂は懸け造りとなっており、堂内へは鐘楼の前を通り裏側に回り込みます。手水があって、靴を脱いで上がりますが、回廊を石段の方へ戻ってから入ります。外陣と内陣は格子で仕切られていて内陣には入れませんので外陣で手を合わせます。本尊の聖観音菩薩、不動明王、毘沙門天は秘仏のためいずれも閉扉された厨子の中で観れません。外陣左側に納経所がありますので御朱印を頂きました。回廊に出ると綺麗な三重塔が目の前に見えます。
本堂の裏側の石段の上には護法堂、その左側の奥には妙見堂、弁天堂、行者堂があります。
右側の奥へ約150m上がると奥の院で、法道仙人が祀られている開山堂と賽の河原がありますが、今回は同行者と一緒だったためやめました。(前回参拝時に行きました。如何にも賽の河原のイメージのやや暗くて寂しい感じの所でした。)
駐車場に戻ってきました。駐車場の北側に塔頭の隣聖院がありました。(どうも無住の様です。) 折角ですので手を合わました。
天台宗で、本尊は聖観音菩薩(秘仏)。
この秘仏本尊・銅造聖観音菩薩立像は重文で、お前立の銅造聖観音菩薩立像も重文、更にもう1躯の銅造観音菩薩立像も重文です。本尊以外の2躯は宝物館に安置されていますが公開日は4月4日と11月5日の年2日です。公開日以外でも事前に申込みすれば拝観可能です。(有料拝観500円)
創建は650年、孝徳天皇の勅願により、法道仙人の開山と伝わります。988年には花山法皇が行幸されて本堂(金堂)を大悲閣と命名し、西国三十三所観音霊場 第26番に定めたとの事です。法道仙人は天竺から紫雲に乗って日本まで飛来してきたと伝わる仙人なので実在は定かではありませんが、7世紀後半の白鳳時代の金綱仏が遺されていることから、かなり古刹なのは間違いないと思われます。
寺院の東側、道路沿いにかなりの台数が停めれる駐車場(300円)があります。
山門はありませんが、川に架かる小さな石橋を渡れば境内です。目の前直ぐに石造笠塔婆(県指定文化財)があり、入山受付で入山料(500円)を納めて石段を上がります。1段目の石段を上がると広くなって左側に常行堂。2段目の石段を上がると右側に法輪堂(経蔵)、左側に国宝・三重塔、平安時代の1171年に建立、よくもまあ800年以上も前の建物が火災にも遭わずに遺っているものです。現存している室町時代以前建立の三重塔は国宝指定が殆どです。(奈良の法起寺・薬師寺・當麻寺・興福寺、京都の浄瑠璃寺、滋賀の西明寺・常楽寺、等13塔) 3段目の石段を上がるとやっと本堂(金堂)がある所です。年配の方等には中々厳しい上りです。
本堂は懸け造りとなっており、堂内へは鐘楼の前を通り裏側に回り込みます。手水があって、靴を脱いで上がりますが、回廊を石段の方へ戻ってから入ります。外陣と内陣は格子で仕切られていて内陣には入れませんので外陣で手を合わせます。本尊の聖観音菩薩、不動明王、毘沙門天は秘仏のためいずれも閉扉された厨子の中で観れません。外陣左側に納経所がありますので御朱印を頂きました。回廊に出ると綺麗な三重塔が目の前に見えます。
本堂の裏側の石段の上には護法堂、その左側の奥には妙見堂、弁天堂、行者堂があります。
右側の奥へ約150m上がると奥の院で、法道仙人が祀られている開山堂と賽の河原がありますが、今回は同行者と一緒だったためやめました。(前回参拝時に行きました。如何にも賽の河原のイメージのやや暗くて寂しい感じの所でした。)
駐車場に戻ってきました。駐車場の北側に塔頭の隣聖院がありました。(どうも無住の様です。) 折角ですので手を合わました。
御朱印(軸装納経帳)
境内入口
石造笠塔婆
1段目の石段
常行堂
三重塔
2段目の石段
法輪堂(経蔵)
3段目の石段
石段の上に本堂(金堂)
石段の上に本堂(金堂)
鐘楼
手水
本堂 外陣
本堂 天井
昔の札が張り付けられている
護法堂
右側から妙見堂、弁天堂、行者堂
妙見堂、弁天堂
太子堂
隣聖院(塔頭)
粟嶋堂(隣聖院本堂の名?)
すてき
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nomuten1059投稿
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