さんのうじんじゃ
山王神社のお参りの記録一覧
厚利山王神社(あっとしさんのう神社)
主祭神 大山咋神
配祀神 誉田別尊
秋葉大神
御由緒
往昔、神社鎮座地は江州日吉大社の神領であった。それは後鳥羽院の御寄進によるものである。それ故に御分霊を当社に祀ったものである。
「延喜式」巻9・10神名帳
山陽道神
播磨国 賀茂郡「菅田神社」に比定される式内社(小社)の論社
加東市厚利の県道小野藍本線から真っ直ぐに山側に続く道、そして目に入るのが普通の石鳥居の上に三角形の屋根のような形がのっている鳥居です。こちらが山王神社の鳥居で、先に社殿を見ることができます。
この珍しい石鳥居は大正5年の建立と刻まれていました。
神社の直下まで車を進め、緩やかな坂を上ると森閑とした境内に入ります。
境内の本殿前の脇に文化財の説明版があります。
本殿、絵馬が市の文化財(東条町の頃)に指定されています。
本殿は鎌倉時代の創建で、江戸時代元禄の頃に再建されたそうです。
その本殿は中央が大きな引き戸で閉まっており、神輿を納める部屋になっていて、左右に拝殿というか、神様を祀ってある形になっています。
「近例を見ない」珍しい形式と書かれています。
屋根も千鳥破風、軒唐破風向拝がつけてあり壮麗な感じを漂わせています。
絵馬は表面が剥げてよく判別できませんでしたが、山王神社の祭礼の様子が描かれています。
山王鳥居の特徴
明神鳥居の上部に三角形の破風(屋根)が乗った形をしていて、仏教の胎臓界・金剛界と神道の合一を表しているとされます。
山王信仰の象徴であるため、山王鳥居と呼ばれています。
また山王信仰とは、最澄が比叡山に天台宗を開いた折、唐の天台山の守護神「山王元弼真君(さんのうげんひつしんくん)」にちなみ、既に比叡山の守護神としてご鎮座されていた日吉大神を「山王権現」と称する、神仏習合の信仰です。
独特の鳥居である事から、分霊社の中にはこの鳥居を模して建立する例も少なくありません。
(例)日枝神社など
兵庫県加東市厚利535
0794-67-1004 (垣田神社)
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鎌倉時代初期に創建され、1689年(元禄2年)に再建されたと考えられます。
昔、神社鎮座地は江州日吉大社の神領で、後鳥羽院の御寄進によるものであったそうです。
そのため御分霊を当社に祀ったとのこと。
主祭神 大山咋神
配祀神 誉田別尊 秋葉大神
日吉大社に関係することから、鳥居は山王鳥居となっていました。
鳥居から境内まではまっすぐな参道が約250m続いています。
本殿は元禄2年(1689年)のものだそうで、本殿が少々特殊で、中央部分は空間となっておりその中に神輿が納められているとのこと。
その両脇に二社を配置する形となっています。
個人的な感想ですが、境内に入る前からちょっと他の神社とは違う雰囲気を感じるところでした。
山王鳥居
境内への入り口
緩やかな坂に見えますが、結構急な坂で雨で濡れていたら滑って上りにくいかも。
本殿
本殿中央に掛けられている絵馬
杉板板面に、境内における盛大な祭礼の模様が描かれています。
手挟
本殿側面(西側)の彫刻
雉や鷺だそうです
本殿側面(東側)の彫刻
猿やホトトギスだそうです
手水舎
本殿後方には大きな岩があります
ご神木
境内から見下ろした参道
山王鳥居アップ
立派な龍が彫られています
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