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法界寺ではいただけません
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法界寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年06月15日(火)
参拝:2021年6月吉日
浄土宗西山禅林派 虚空山 法界寺
天平4年(732年)行基菩薩が開基。
行基菩薩が聖武天皇の勅願を奉じて全国を行脚している途中、この地に錫を止めた際、行基菩薩の前に一人の翁が現れて、「この地は和光同塵の地なり。よろしく伽藍を建立して衆生を化益せば、我常に守護して退転せざらん」と言って、行基菩薩に弥陀の尊像を与えたという。
行基菩薩は随喜の涙を流して、この地に伽藍を建立したのが法界寺とのこと。
またここは、三木城城主であった別所長治公の遺体が埋葬され、霊廟が建てられています。
三木城に立て籠もる別所長治公に対し、秀吉公率いる織田軍は兵糧攻めを行い、2年経った天正8年(1580年)、長治公は降伏。
降伏する条件として、一族の命と引き換えに部下の命は助けてほしいと願い、秀吉公はこれを受け入れたといいます。
長治公の享年は23歳とも、25歳とも言われています。
今の世の中、この若さで部下のために命を絶つなんて考えられないですよね。
命を絶たないまでも、仕事で部下のために責任を取ってくれる上司すら・・・
なお自害の際の長治公の辞世の句の石碑が霊廟前に建てられています。
法界寺の南側には、這田村法界寺山ノ上付城跡があります。
ここは籠城する別所氏を支援する毛利軍が兵糧を運ぶのを阻止するため、織田軍が築いた土塁が残されているそうです。
そのすぐそばで別所長治公が埋葬されているのも皮肉なもんですね。
長治公の命日である4月17日には、三木城合戦絵図により、「絵説き」行事が行われているそうです。
機会があればぜひ参加してみたいと思います。
天平4年(732年)行基菩薩が開基。
行基菩薩が聖武天皇の勅願を奉じて全国を行脚している途中、この地に錫を止めた際、行基菩薩の前に一人の翁が現れて、「この地は和光同塵の地なり。よろしく伽藍を建立して衆生を化益せば、我常に守護して退転せざらん」と言って、行基菩薩に弥陀の尊像を与えたという。
行基菩薩は随喜の涙を流して、この地に伽藍を建立したのが法界寺とのこと。
またここは、三木城城主であった別所長治公の遺体が埋葬され、霊廟が建てられています。
三木城に立て籠もる別所長治公に対し、秀吉公率いる織田軍は兵糧攻めを行い、2年経った天正8年(1580年)、長治公は降伏。
降伏する条件として、一族の命と引き換えに部下の命は助けてほしいと願い、秀吉公はこれを受け入れたといいます。
長治公の享年は23歳とも、25歳とも言われています。
今の世の中、この若さで部下のために命を絶つなんて考えられないですよね。
命を絶たないまでも、仕事で部下のために責任を取ってくれる上司すら・・・
なお自害の際の長治公の辞世の句の石碑が霊廟前に建てられています。
法界寺の南側には、這田村法界寺山ノ上付城跡があります。
ここは籠城する別所氏を支援する毛利軍が兵糧を運ぶのを阻止するため、織田軍が築いた土塁が残されているそうです。
そのすぐそばで別所長治公が埋葬されているのも皮肉なもんですね。
長治公の命日である4月17日には、三木城合戦絵図により、「絵説き」行事が行われているそうです。
機会があればぜひ参加してみたいと思います。
寺標と山門に続く階段
山門
ご本堂
別所長治公の像
別所長治公の霊廟
別所長治公の辞世の句
『いまはただ うらみもあらじ 諸人の 命にかわる 我身と思へば』
(部下の命に代わって死ぬのだから、今は恨みもない)
長治公の奥方照子様の辞世の句
『もろともに 消えはつるこそ うれしけれ 遅れ先立つ ならいなる世を』
(あなたと一緒にあの世に逝けることが何より嬉しい。普通なら夫婦のどちらかが死に別れなければならない世の中なのに)
涙が出そうになります・・・
『いまはただ うらみもあらじ 諸人の 命にかわる 我身と思へば』
(部下の命に代わって死ぬのだから、今は恨みもない)
長治公の奥方照子様の辞世の句
『もろともに 消えはつるこそ うれしけれ 遅れ先立つ ならいなる世を』
(あなたと一緒にあの世に逝けることが何より嬉しい。普通なら夫婦のどちらかが死に別れなければならない世の中なのに)
涙が出そうになります・・・
縁起
忘恩「借りた傘 雨が止んだら 邪魔になる」
確かに!
じゃなくて、恩を忘れず感謝する心が大事ですね。
確かに!
じゃなくて、恩を忘れず感謝する心が大事ですね。
鐘楼
寺務所
這田村法界寺山ノ上付城跡の入り口
雨上がり後で足下が悪かったため、ここまで。
雨上がり後で足下が悪かったため、ここまで。
すてき
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