いわじんじゃ
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伊和神社ではいただけません
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伊和神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年06月11日(土)
参拝:2022年4月吉日
【播磨國 式内社巡り】
伊和神社(いわ~)は、兵庫県宍粟市一宮町にある神社。式内社(名神大社)で、播磨國一之宮。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。主祭神は大己貴神(伊和大神)、配祀神は少彦名神、下照姫神。同じ播磨国の海神社、粒坐天照神社と合わせて「播磨三大社」と称される。
社伝によると、成務天皇14年(144年)、豪族の伊和恒郷に大神から託宣があり、当地は一夜のうちに杉や桧の生い茂る聖地となり、空には鶴が群れて舞っていた。この時、二羽の大きな白鶴が石の上で北向きに眠っていたため、その石(鶴石)のそばに北向きの社殿を建てたと伝わる(欽明天皇25年(564年)の創祀とする説あり)。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「播磨國 宍粟郡 伊和坐大名持魂神社(いわにいますおほなもちみたまのかみやしろ) 名神大」に比定されている。991年には神階が正一位に叙せられ、やがて播磨國一之宮とされた。その後たびたび火災で社殿を焼失するが、朝廷、国司、播磨國守護・赤松氏などの庇護で再建された。明治に入り、近代社格制度のもと国幣中社に列格した。
当社は、JR播但線・寺前駅の西方14km、道のり26km、揖保川東岸の平坦な集落の中にある。国道29号線沿いにあって、境内西端入口の道を挟んだ向かいは「道の駅播磨いちのみや」。境内は広い森になっていて、広さは53,000㎡と東京ドームより一回り大きい。古木が生い茂る参道に入った瞬間、神聖な雰囲気に飲み込まれる感じが良い。深い森の中で、社殿周りだけがぽっかり空が抜けている。全国でも希少な北向きの社殿は、一之宮らしい風格と大きさがある。由緒の鶴石や境内社は社殿裏手に集まっていて参拝しやすい。
今回は、播磨國の式内社、一之宮、旧国幣中社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後、お宮参りや自動車祓いの家族連れをはじめ、多くの参拝者が訪れていた。
境内東端入口の<一の鳥居>と<社号標>。樹木の鬱蒼とした感じが良い。(o^―^o)
境内入口にある、2本の石柱に注連縄を掛けた<一の鳥居>。
しっとりとした神聖な空気の漂う参道。森の香りを鼻孔に感じながら進み、小さな<神橋>を越える。
参道途中の<二の鳥居>。まだ新しい感じ。
さらに進むと<随神門>。
隋神門をくぐって、参道は大きく左に曲がって行く。
参道右手の<手水舎>。
手水舎の先で空間が大きく開け、境内全景。
<拝殿>全景。屋根はきれいに葺き替えられているが、躯体はそれなりの年季を感じ、全体として古社らしい雰囲気が漂う外観。
<拝殿>正面。扁額はなし。彫刻は最小限でシンプル。
<拝殿>内部。磨き上げられた床が光を反射し美しい。
拝殿前左側の<狛犬>。眼がくりくりして耳が垂れた可愛らしい風貌。
拝殿前右側の<狛犬>。ハードな修復跡に年季を感じる。
<拝殿>正面。最小限の彫刻で質素な造り。
拝殿に向かって右後方の<神楽殿>。
神楽殿の右隣の<奉納樽>。
奉納樽と夫婦杉の間に出口があって、ここを出ると「弁天様」があるとの表示。
拝殿後ろのひと際大きな<幣殿>。
幣殿の後ろの<本殿>。拝殿、幣殿と比べると意外と小さめ。
社殿の右側奥にある<播磨十六郡神社・西八郡>。
本殿の真後ろにある<鶴石参拝所>。
こちらが由緒にもある<鶴石>。
社殿の左側奥にある<播磨十六郡神社・東八郡>。
<播磨十六郡神社・東八郡>の左側にある<五柱社>。天照皇大神、国底立大神、宇賀魂大神、猿田彦大神、須佐之男大神の5柱を祀る。
<五柱社>の左隣にある<御霊殿>。伊和恒郷命(伊和族の長で当社の再建者)と旧神戸村の殉国の英霊282柱を祀る。
拝殿に向かって左側にある<社務所>(左端)。御朱印はこちら。
社務所から見た<社殿>全景。一之宮らしい大きさと古風な外観。
<拝殿>全景。(車祓い所が拝殿前に設定されているけどなぜ...(^_^;))
帰りしなにもう一度、境内全景。大きな社殿が小さく見える、相当高い<夫婦杉>。
最後の帰り道。神聖な空気に満ち溢れた、古木生い茂る参道。雰囲気が抜群。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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