御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
四天王寺聖徳太子1400年限定御朱印大バナー2024年11月四天王寺聖徳太子1400年限定御朱印大バナー2024年11月
伊和神社ではいただけません
広告

いわじんじゃ

伊和神社のお参りの記録(1回目)
兵庫県寺前駅

投稿日:2022年06月11日(土)
参拝:2022年4月吉日

【播磨國 式内社巡り】

伊和神社(いわ~)は、兵庫県宍粟市一宮町にある神社。式内社(名神大社)で、播磨國一之宮。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。主祭神は大己貴神(伊和大神)、配祀神は少彦名神、下照姫神。同じ播磨国の海神社、粒坐天照神社と合わせて「播磨三大社」と称される。

社伝によると、成務天皇14年(144年)、豪族の伊和恒郷に大神から託宣があり、当地は一夜のうちに杉や桧の生い茂る聖地となり、空には鶴が群れて舞っていた。この時、二羽の大きな白鶴が石の上で北向きに眠っていたため、その石(鶴石)のそばに北向きの社殿を建てたと伝わる(欽明天皇25年(564年)の創祀とする説あり)。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「播磨國 宍粟郡 伊和坐大名持魂神社(いわにいますおほなもちみたまのかみやしろ) 名神大」に比定されている。991年には神階が正一位に叙せられ、やがて播磨國一之宮とされた。その後たびたび火災で社殿を焼失するが、朝廷、国司、播磨國守護・赤松氏などの庇護で再建された。明治に入り、近代社格制度のもと国幣中社に列格した。

当社は、JR播但線・寺前駅の西方14km、道のり26km、揖保川東岸の平坦な集落の中にある。国道29号線沿いにあって、境内西端入口の道を挟んだ向かいは「道の駅播磨いちのみや」。境内は広い森になっていて、広さは53,000㎡と東京ドームより一回り大きい。古木が生い茂る参道に入った瞬間、神聖な雰囲気に飲み込まれる感じが良い。深い森の中で、社殿周りだけがぽっかり空が抜けている。全国でも希少な北向きの社殿は、一之宮らしい風格と大きさがある。由緒の鶴石や境内社は社殿裏手に集まっていて参拝しやすい。

今回は、播磨國の式内社、一之宮、旧国幣中社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後、お宮参りや自動車祓いの家族連れをはじめ、多くの参拝者が訪れていた。
伊和神社の鳥居
境内東端入口の<一の鳥居>と<社号標>。樹木の鬱蒼とした感じが良い。(o^―^o)
伊和神社の建物その他
境内入口にある、2本の石柱に注連縄を掛けた<一の鳥居>。
伊和神社(兵庫県)
しっとりとした神聖な空気の漂う参道。森の香りを鼻孔に感じながら進み、小さな<神橋>を越える。
伊和神社の鳥居
参道途中の<二の鳥居>。まだ新しい感じ。
伊和神社の山門
さらに進むと<随神門>。
伊和神社(兵庫県)
隋神門をくぐって、参道は大きく左に曲がって行く。
伊和神社(兵庫県)
参道右手の<手水舎>。
伊和神社の本殿
手水舎の先で空間が大きく開け、境内全景。
伊和神社(兵庫県)
<拝殿>全景。屋根はきれいに葺き替えられているが、躯体はそれなりの年季を感じ、全体として古社らしい雰囲気が漂う外観。
伊和神社(兵庫県)
<拝殿>正面。扁額はなし。彫刻は最小限でシンプル。
伊和神社の本殿
<拝殿>内部。磨き上げられた床が光を反射し美しい。
伊和神社の狛犬
拝殿前左側の<狛犬>。眼がくりくりして耳が垂れた可愛らしい風貌。
伊和神社の狛犬
拝殿前右側の<狛犬>。ハードな修復跡に年季を感じる。
伊和神社(兵庫県)
<拝殿>正面。最小限の彫刻で質素な造り。
伊和神社の建物その他
拝殿に向かって右後方の<神楽殿>。
伊和神社の建物その他
神楽殿の右隣の<奉納樽>。
伊和神社の建物その他
奉納樽と夫婦杉の間に出口があって、ここを出ると「弁天様」があるとの表示。
伊和神社の本殿
拝殿後ろのひと際大きな<幣殿>。
伊和神社(兵庫県)
幣殿の後ろの<本殿>。拝殿、幣殿と比べると意外と小さめ。
伊和神社(兵庫県)
社殿の右側奥にある<播磨十六郡神社・西八郡>。
伊和神社の建物その他
本殿の真後ろにある<鶴石参拝所>。
伊和神社の建物その他
こちらが由緒にもある<鶴石>。
伊和神社(兵庫県)
社殿の左側奥にある<播磨十六郡神社・東八郡>。
伊和神社(兵庫県)
<播磨十六郡神社・東八郡>の左側にある<五柱社>。天照皇大神、国底立大神、宇賀魂大神、猿田彦大神、須佐之男大神の5柱を祀る。
伊和神社の建物その他
<五柱社>の左隣にある<御霊殿>。伊和恒郷命(伊和族の長で当社の再建者)と旧神戸村の殉国の英霊282柱を祀る。
伊和神社(兵庫県)
拝殿に向かって左側にある<社務所>(左端)。御朱印はこちら。
伊和神社の本殿
社務所から見た<社殿>全景。一之宮らしい大きさと古風な外観。
伊和神社の本殿
<拝殿>全景。(車祓い所が拝殿前に設定されているけどなぜ...(^_^;))
伊和神社の本殿
帰りしなにもう一度、境内全景。大きな社殿が小さく見える、相当高い<夫婦杉>。
伊和神社(兵庫県)
最後の帰り道。神聖な空気に満ち溢れた、古木生い茂る参道。雰囲気が抜群。(^▽^)/

すてき

御朱印

みんなのコメント0件)

ログインしてください

ログイン無料登録すると、投稿へコメントできます。

投稿者のプロフィール

惣一郎さんのプロフィール画像

惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

惣一郎さんの投稿をもっと見る

ホトカミ見ました! で広がるご縁

ホトカミを見てお参りされた際は、
もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
神主さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。
伊和神社の投稿をもっと見る47件
コメント
お問い合わせ