海神社のお参りの記録(1回目)
兵庫県坂越駅

昨年参加した坊勢漁業協同組合が実施している「漁業見学＆体験ツアー」のさわらはなつぎ網漁見学に今年も参加させていただきました。
さわら漁を船の上から見学後、坊勢島に渡り、貯氷施設の見学（-20℃以下の施設内にも入らせてもらいました）や、エビやヒラメ・カレイなどの稚魚を育てて海に放流するための中間育成施設なども見学させていただき、その後新鮮な魚を使った料理をいただきました。

食事後、少し時間があったためすぐ近くにあった海神社に参拝。
弁天島という小さな島に弁財天が祀られているのですが、この島にはつぎのような伝説があるそうです。

～姫路市の坊勢島紹介HPより～
昔、掟破りの漁ばかりする漁師とその娘が、漁に出たところ、珍しく大漁となり、喜び勇んで港を目指しましたが、途中で、激しい嵐に見舞われ、船が転覆寸前になりました。娘は父に、「嵐は無法な漁のたたりだから、魚を海に返すように」と説得しましたが、父は聞き入れません。娘は自分を身代わりにと、自ら海に身を投じたところ、嵐はおさまり、水煙がみるみる固まって岩になりました。この娘の心がまるで弁天様のようだということから、この岩が弁天島と呼ばれるようになったということです。

また毎年1月4日には神権（しんこん）祭りが行われるそうです。