ご由緒
創立年代は不詳であるが、恐らく尾浜の歴史とともに古くから存在し、天正年間の荒木村重滅亡時の戦火にあったのではないかと考えられる。
昭和二十年の戦災以前は境内に八幡造の社殿と古風な大日堂があって神仏混清時代の名残を留めており、真夏でも涼しい鎮守の森であった。
神社境内東北の一隅にある宝篋印塔が名月姫の墓、又は塔と云われているもので、摂陽群談に「国春塔尾濱村大日堂境内にあり域は亦名月姫の塔とも云えり……」とあり、又摂津名所図会にも「名月姫の塔尾濱村大日道にあり、円寺は名月姫の菩提所也」とある。
御朱印
あり