王子神社のお参りの記録(1回目)
兵庫県灘駅

神戸市灘区にある神社です。
この日は同窓会（複数学年の）があり　寺社巡りの予定はなかったのですが　少しだけ寄り道してお詣りしました。
王子動物園のそばです。
看板には王子神社とありましたが　石柱には（元）原田神社とありました。
境内はなかなか広いのですが　そのほとんどが駐車スペースになっていました。
七五三詣りの幟がありましたので　行事の際には参拝者が多いのでしょうね。
社殿はコンクリート製の新しいものですが　屋根にはうっすら緑青がつき　神社らしさを感じさせてくれます。
狛犬さんが少し大きめでした。
拝殿すぐ右手には　境内社の五社がありました。
天照大神・愛宕大神・住吉大神・松尾大神・天満大神　よくお見掛けする祭神ですね。
もう一つ境内社がありました。
赤い鳥居から稲荷社だと思いましたが　それがけっこう朽ちていてくぐるのを少しためらいました。
祠には狐さんがいらっしゃるのですが　この表情がおっかない。
口がするどくとがっていて　まるでくちばし。
目もするどい。
まあ守っているという意味では　これが正解なのでしょうけれど。
残念ながら御朱印を拝受することはできませんでした。

ネット情報です。
主祭神は健御名方大神
配祀神は若一王子神・大市比売大神・稲荷大神・八幡大神・大国主大神・事代主大神・祇園大神・猿田彦大神・須佐男大神です。
鎌倉時代初期　松本忠一が信州諏訪から一族を連れてこの地に移り住み豪族となった。
また神代に　健御名方神がこの地に軍旅を駐められたという故事により　松本一族をはじめ村人達が御先祖（氏神様）を祀るため　１２０４年に諏訪大社（健御名方神）の御分霊を勧請し　健御名方尊神社を創建した。
それが王子神社の始まりという。
その後　１３３６年に紀伊国の熊野から若一王子神の御分霊を勧請し　王子権現として信仰されたという。
古来よりこの地には高林神社が鎮座していたため　１９０６年に御祭神の大市比売神を健御名方尊神社に合祀。
さらに１９４６年に社号を王子神社と改称。
当時は現・王子動物園内に鎮座していましたが　公園を造成する際に近隣の王子町１丁目に遷座。
さらに１９５６年　その地が総合運動場（現・王子スタジアム）になったため　現在地に遷座したそうです。