筒井八幡神社のお参りの記録(1回目)
兵庫県灘駅

神戸市中央区にある神社です。
先に投稿させていただいた王子神社から徒歩5分ほどですが　区をまたぎました。
参道は国体道路と呼ばれる道から始まっています。
国体道路って全国にあると思いますが　こちらは兵庫国体でマラソンコースになったことからつけられた名前です。
境内のすぐ東側は小学校になっていて　休日は子供たちの声もなく寂しいものです。
参道は公園の中央を通っていて　公園が東西別々に２つあるように分かれています。
東側の公園では　この時はグランドゴルフを楽しまれている方々がいらっしゃいました。
また　境内の掃除をされている方がいらっしゃったのですが　この方は氏子の方でした。
大き目の鳥居をくぐり　石段を少し上がったところに拝殿があります。
造りについて詳しくないのですが　拝殿が本殿を囲むように建てられていて　中庭に本殿があるような感じです。
中の建物（幣殿かな？本殿かな？）の戸が開いていて　この後神事でもあるのかなと思いました。
紙垂も神酒も見えるので。
境内の東側には稲荷社と祖霊社がありました。
祖霊社の祭神が筒井太郎。
神様？太郎さんが？
そういえば公園に筒井太郎の像がありました。
この地域出身の武士だそうです。
お詣りをすませ　社務所に伺ったのですが　無人。
先ほどの氏子の方に伺ったところ　裏口から社務所に入って　宮司様の奥様を呼んできてくださいました。
ありがたやありがたや。
無事御朱印をいただきました。

当社のHPから借稿します。
筒井八幡神社は　平安時代に宇佐八幡宮から勧請されたと伝えられております。
平安朝から鎌倉時代にかけてこの辺り一帯は筒井村と呼ばれており　当社は摂津国菟原郡筒井村の総氏神です。
昭和の大戦で　境内はおろか町全部が焼け野原と化し　古文書などは全て焼失した為　創建年は不明ですが　御本殿には明徳四年（一三九三年）にご再建された金幣が残されております。
そして戦後　氏子崇敬者各位の並々ならぬ御協力を得て徐々に今日の復興を見るに至ります。
当社は元々神宮寺であり　且つその神宮寺の勢力は絶大だったと見え　当時の御社殿は丹塗り菊の御紋章附きでありました。
鎌倉幕府の滅亡　即ち建武の中興への勤皇の歴史に　当社はたびたび登場します。
主祭神は品陀別命で配祀神は天児屋命と菅原道真公です。