天満神社のお参りの記録(1回目)
兵庫県広野駅

兵庫県三田市にある神社です。
永澤寺から花山院菩提寺に向かう途中に鳥居をお見掛けしましたのでお参りさせていただきました。
田園地帯に背景を山にして鎮座しています。
鳥居も社殿もそう古くはなさそうですが　実はそれなりに古く　補修されているようです。
境内社が多く　祠は7基ありました。
大権現や大明神に交じって　聖徳太子が祀られていました。
社務所というよりは参集殿のような建物があり　おそらく地域の方が集まる場としても利用されているようです。
境内がとてもきれいに整えられていることからも分かりました。

由緒書によりますと
天正5年（1577）京都北野天満宮よりここへ勧請したと伝える。
今の社殿は元禄2年（1689）に再建された。
以降明和・寛政と度々補修されてきたが　創建時の様式をよく残している。
一間社流造　屋根は檜皮葺で小野天満神社の本殿（県重文）とよく似ている。
建築にたずさわった木匠は播州日原の大工で　組物や蟇股その他各所の彫物にすぐれた技巧をみることができる。
向拝部階段の高欄は上下段異なっていて　上は宝珠形擬宝珠　舌は禅宗様逆蓮形擬宝珠の混合になった珍しいい形式である。