石見神社のお参りの記録(1回目)
兵庫県柏原駅

丹波市柏原町に鎮座するとても小さな神社ですが、新井神社の境外摂社なのでしょうか。
小さな社殿の前には日本一とされる石造りの碁盤が奉納されていました。
なぜ碁盤？と思ったのですが、境内にある縁起案内に次のように書かれていました。

石見神社縁起
私達村人は四季折々に石戸の山を仰ぎます
心なごんできます
緑豊かな石戸山堺をめぐる争いに
心いためた殿さんの石見守は碁敵の
駿河守と碁盤上山を賭けての白黒勝負
石戸の原は秋日和　勝負に挑む
殿さんは村一番の知恵者つけ
傘に小さな穴開けて
碁盤打つ目を
こぼれ日でここぞ
決め手と合図する
勝負はついてお互いに
見合す顔に笑みたたえ争い絶えて
村栄え石見神社の社建てご恩忘れず
奉納は碁石の華咲く大碁盤
私達の父母も祖父母も
石戸の山を仰ぎみて
心はげまし精をだされたことでしょう

なんとも微笑ましいお話ですね。