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三宮神社のお参りの記録一覧
群馬県 八木原駅

惣一郎
2021年07月22日(木)
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三宮神社(さんのみや~)は、群馬県北群馬郡吉岡町にある神社。式内論社(名神大)で、上野国三之宮。祭神は彦火々出見命、豊玉姫命、少彦名命の3柱。もう一つの式内論社「伊香保神社」とは、里宮・山宮の関係にあったとされる(現在はその関係はない)。

社伝によると、創建は奈良時代の750年。古代、当地方では榛名山を伊賀保山と称し、その山頂を祖霊降臨の聖地と崇め、当社を麓の遙拝所、里宮としたとのこと。国史では「伊賀保社」は835年に初見、その後幾度となく神格昇叙の記載がある。927年の延喜式神名帳では「上野国群馬郡 伊加保神社 名神大」と記載されている。当社はその後衰退し、伊香保の地に移ったとされる。南北朝時代成立の『神道集』では、伊香保神は、貫前神(一宮)、赤城神(二宮)に次ぐ上野国三宮であり、伊香保・湯前にある男体(本地仏;薬師如来)と、渋川保三宮の里宮にある女体(本地仏;十一面観音)から成ると記載される。近世以降、里宮の三宮神社は衰微し、詳細は不詳。一方、山宮は伊香保温泉とともに発展し、近世まで「湯前大明神」と称していたが、明治時代になって「伊香保神社」と改称した。

当社は、JR上越線・八木原駅の南方3kmの平地にある。すぐそばを関越自動車道が通っている。当社所在地は、伊香保温泉までは4kmの位置にあるが、里宮というほど集落の形跡を感じる場所ではない。境内の広さ、社殿の大きさとしては、大きめの村の鎮守サイズ。

今回は、上野国の式内論社、上野国三之宮として参拝することに。参拝時は週末の午前中で、自分以外には参拝者はいなかった。

三宮神社の鳥居

境内入口の<一の鳥居>と<社号標>。三角形の土地の突端にある。

三宮神社の周辺

ちょっとした林の中に、まっすぐに伸びる参道を進む。

三宮神社の建物その他

いよいよ社殿が見えてくる。

三宮神社の鳥居

神域入口。低めの<二の鳥居>。手前は公道。

三宮神社の手水

階段下左手に、小さな<手水鉢>。

三宮神社の本殿

階段を上がると、真正面に<拝殿>。朱色がビビッドで、シンプルな造り。

三宮神社の本殿

<拝殿>正面。扁額には<正一位 三宮大明神>の文字。

三宮神社の狛犬

左の<狛犬>。かわいい系の見た目。

三宮神社の狛犬

右の<狛犬>。口を開けると愛玩犬のように、余計にかわいらしい。

三宮神社の建物その他

拝殿右側にある、しっかりとした建物の<社務所>。ただし無人。

三宮神社の本殿

斜めから<社殿>全景。

三宮神社の建物その他

神域入口の階段上がってすぐ右、拝殿に向かって右後ろにある<神楽殿>。

三宮神社の本殿

社殿左側から<社殿>全景。拝殿・幣殿・本殿の統一感がある。本殿は江戸時代末期1848年の改築、その他は明治時代の増改築。

三宮神社の本殿

拝殿後ろにある<本殿>。

三宮神社の建物その他

社殿左奥にある石碑。何かの講の奉納品か。

三宮神社(群馬県)

社殿左奥にある<火防神社>。

三宮神社の末社

本殿の後ろにある石製小祠。しっかりとした台座の上に鎮座。

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