榛名神社のお参りの記録(1回目)
群馬県沼田駅

沼田市の榛名神社は、群馬県沼田市榛名町に位置する歴史ある神社です。旧社格は県社で、利根沼田地方の総鎮守として崇められています。

歴史
榛名神社の起源は古く、鎌倉時代にさかのぼります。建長7年(1255年)には沼田郷の鎮守として崇められるようになりました。正応3年(1290年)には鐘が奉納されたという記録が残っています。

享保19年(1734年)に榛名満行大権現は正一位となり、明治2年(1869年)に榛名満行大権現から榛名神社に改称されました。その後、明治6年(1873年)に郷社に列せられ、昭和3年(1928年)に県社に昇格しました。

境内
榛名神社の境内には以下のような建造物があります：

石鳥居：寛永17年(1640年)に真田信政によって建立されました。

本殿：三間社流造、銅板瓦棒葺で、17世紀初期の建造と推定されています。

大黒様：沼田小学校の奉安殿を転用した土蔵造りの建物です。

面々美様：なでると器量がよくなるという信仰があります。

祭事
榛名神社では以下の祭事が行われています：

恒例祭：8月4日（沼田まつり）

諏訪祭：旧暦7月24日

大国祭：10月15日

榛名神社は産業推進の神、家屋・交通の神、文運保健の神として広く崇められており、地域の人々にとって重要な存在となっています2。