おおやじんじゃ
大谷神社
群馬県 成島駅
長良兼務社参拝3
戦国時代の足利長尾氏に、大谷休泊という武将ではなく文官・農政家の家臣がいました。
もともと太田市と館林市の間の邑楽郡付近は上州の空っ風と水不足による荒れ地だったのですが、この大谷休泊が太田金山の松を植えて防風林を作ったり、休泊堀という用水路を引いて、肥沃の地へと生まれ変わらせたそうです。
防風林はこの大谷神社より少し西の多々良沼沿いの土手として今でも残っており、春は桜の名所です。
また太田市の東の方にもこの人にちなんだ休泊という地名があります。
そんな「戦国時代に戦わずして英雄になった男」に所縁の神社ですが、残念ながら兼務社4社のうちでは一番荒れてるようでした(´・ω・`)
ここも横の公民館に地域の人が集まってたようですが、神社の大掃除ではなかった様子で、少し奇異の目を向けられたものの参拝は問題なし(^^;
一応、お正月の準備はされている様子
琵琶か三味線を弾く男女が描かれた印象的な額
大きめの摂社
老朽化しているようで少し傾いてました
裏側にある稲荷社や摂社
9
0